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トップライターはっさく堂さんいいづな手みやげ手帖/Vol.6 アップルファームさみずの「アップルソース」
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いいづな手みやげ手帖/Vol.6 アップルファームさみずの「アップルソース」

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「アップルソース」のラベルに描かれた北信五岳の絵は、三水村役場(当時)の職員であった友人が、山下勲夫さんの結婚式のしおりの表紙に描いてくれたもの。

飯綱町を代表する果物、リンゴ。
シーズン中は、新鮮なものをそのままかじるのがおすすめですが、煮たり焼いたりしてお菓子を作ってもいいし、薄くスライスした果肉をサラダに混ぜ込んだり、お肉料理に使っても美味しい! リンゴは、多彩な顔を持つ優秀な食材なのです。

ところで、そんな飯綱町のリンゴをたっぷり使ったソースが製造されているのを、皆さんご存知ですか?
それは、30年間変わらない味で愛されている、アップルファームさみずの「アップルソース」。
家のフライ料理などに日常使いするのはもちろん、「飯綱町のお土産を買いたいけれど、電車なので生のリンゴを持ち帰るのはかさばる」「リンゴのシーズンじゃないけれど、飯綱町のリンゴにまつわるお土産が欲しい」という観光客の方にもおすすめしたい一品です。

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アップルファームさみず会長の山下勲夫さん

「このソースを作り始めたのは、30年ほど前、埼玉県の生協からオリジナルの商品を作りたいということでお話をいただいたのがきっかけです」
そう話すのは、アップルファームさみず会長の山下勲夫さん。
勲夫さんは、アップルファームの前身である「新流会」の立ち上げメンバーのひとり。新流会とは地域のリンゴ農家の仲間5人が集まって発足したグループで、減農薬のリンゴなどを県外の生協に卸していました。そんな販売先のひとつである埼玉県の生協が、地元埼玉の企業と地方の生産者に、今で言うところのコラボを呼びかけました。

「新流会のリンゴは美味しいうえ減農薬栽培で、とても人気のある商品でした。そのため、このリンゴを使った商品を作ろうということになったようです。一緒に製品を開発する企業はソースをメインとした会社・タカハシソースさん。産地直送のリンゴをふんだんに入れ、添加物を使わない、濃厚ソースを作ろうということになりました」(勲夫さん)

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市販のソースにもリンゴは入っていますが、リンゴ生産者のこだわり商品として世に出したいと、リンゴのピューレの含有量を重量ベースで40%まで引き上げました。リンゴはほぼ全量が飯綱町産で、長野県で1次加工し、ピューレにしたものを埼玉県に送っています。玉ねぎはソース会社の地元である埼玉県産。トマトも基本的に長野県産のものを使用しています。
「タカハシソースさんは、オーガニック素材を使ったソースやケチャップ、こだわりの調味料などで有名な会社です。だから、何度も試行錯誤を繰り返してできたアップルソースは、納得の仕上がりになりました」と勲夫さん。
濃厚でしっかりとしたリンゴの甘味があり、それでいて酸味とのバランスの良い仕上がり。子どもから大人まで楽しめる味わいです。

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アップルファームさみず代表取締役の山下一樹さん

「アップルソースを買ったお客さんが、家で食べて『ほかのソースと違う』とファンになり、何度もリピートしてくださるようです」
そう話すのは、勲夫さんの長男で代表取締役の山下一樹さん。
「『これをかけると、子どもたちも喜んで食べる』と言われると、やっぱり嬉しいですね。そういえばこのアップルソース、『どっちの料理ショー』にも厳選素材として出たことがあるんですよ(笑)」

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カフェ傳之丞の入り口には、アップルソースや純粋リンゴ酢、リンゴジュースを始めとしたさまざまな商品が並ぶ

飯綱町でこのソースが買えるのは、「カフェ傳之丞」と「三水農産物直売所さんちゃん」のみ※。しかし、信州に来るたびにアップルソースを買い求めるリピーターは多いそうです。
「実は、ちょっとレアなウスターソースもあるんです。こちらは20年ほど前から販売している商品で、リンゴジュースをベースに香辛料を効かせてあります。カフェ傳之丞で販売しているので、もし見かけたらぜひお試しください」(一樹さん)
濃厚ソースはフライやコロッケなどのほか、お好み焼きに使ってもよく合います。ウスターソースは千切りキャベツにかけたり、焼きそばを作るときに付属のタレを半量に減らし、その分をウスターソースで味付けするのもおすすめです。

また、カフェ傳之丞で販売している「純粋リンゴ酢」も、ぜひ手にとってほしいと一樹さん。
「リンゴジュースを樽で3〜4ヶ月ねかせて発酵させてつくるリンゴ酢です。リンゴ酢は、アルコールを添加すればすぐにできるのですが、自分たちは昔ながらの製法にこだわって作っています。味がまろやかで、このリンゴ酢に醤油とオイルを混ぜれば、どんな野菜にも合うドレッシングができますよ」。

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「リンゴはいろいろな加工が可能なので、ソースにしても美味しさが生きてきます。日々の食卓でこのソースを使うことで、飯綱町のリンゴの良さを感じてもらえたら嬉しいですね」(勲夫さん)

※ 2019年10月現在。ほかに「道の駅しなの」(信濃町)や「国民宿舎 松代荘」(長野市松代)でも購入可能。売り切れる場合もあるため、事前に確認を。

アップルファームさみず
カフェ傳之丞

 

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