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トップいいいいいいづなマガジンいいづな手みやげ手帖/Vol.1 美濃屋菓子店「大判焼き」
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いいづな手みやげ手帖/Vol.1 美濃屋菓子店「大判焼き」

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もらった人の喜ぶ顔を思い浮かべながら手みやげを選ぶ。

それは、贈る側の醍醐味。とても幸せな時間。

ここ飯綱町にも、たくさんのおすすめ手みやげがあります。

ちょっと贅沢な贈り物から、気軽な庶民派おやつまで。

大切な人へ、この町の良さを届けてください。

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飯綱町の中心部、町役場と郵便局のある交差点に、夏季を除いてはためく赤いのぼりがあります。地元の人にとってはおなじみの、美濃屋菓子店の大判焼き宣伝旗。女将の稲田春美さんが、ピカピカに磨き上げられたガラス張りの厨房で、毎朝大判焼きを焼き上げています。

美濃屋菓子店はもともと作り菓子店。はっきりとした創業年はわかりませんが、ご主人の稲田則雄さんによると、「曽祖父が明治時代に始めたのではないか」とのこと。稲田さんの記憶にあるのは、祖父が最中や落雁、飴などをつくり、仕入れに来た行商のおばあさんたちが行李(こうり、行商の人がかついでいた葛籠)にそれらの和菓子を入れて山の方にある集落へ売りに行っていた光景です。

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「当時、店の前の道は舗装されていなくて、牛や馬が引く荷車もまだ通っていました。この商店街には、電気屋さんや床屋さん、魚屋さん、金物屋さん、鍛冶屋さんなどがあって、馬の蹄鉄を付け替えるお宅もあったんです」と、稲田さんは振り返ります。

稲田さんの父の時代から兼業菓子店となり、菓子は問屋さんから仕入れるように。店の一角で大判焼きを始めたのもその頃からです。会社勤めをしていた稲田さんの代わりに、嫁入りして稲田家の一員となった春美さんが店の厨房を手伝いました。

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「大判焼きを始めたのは、今から33〜34年くらい前かしら。義父はとてもやる気のある人で、外で働きながらお店のこともいろいろやっていたんですよ。大判焼きも、確か義父の提案でやろうということになって」と、春美さん。

当時は大判焼きが珍しく、義母と春美さんの二人で切り盛りしていたそうです。今はやめてしまいましたが、昔は大判焼きの横でたこ焼きを焼いていたこともあったそう。たこ焼き、食べてみたかった……。

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春美さんが今でも使っているのは当時の焼き型。30年以上にわたり使われ続けたとは思えないほど、磨き上げられたきれいな状態です。厚手の鉄板で、熱の通りがゆっくり。玉子の風味をいかした生地は、ここでしっとりと焼き上げられます。中身はあんことカスタードの2種類で、1個120円。

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朝8時に店をオープンし、焼き上がりは9時前後売れたらその都度、新しいものを焼きます。しかし、「予約をすればできる範囲で対応しますよ」と、春美さん。

「翌日のお土産にしたいって、前日に買いに来てくれるお客さんもいますけど、できればその日のうち、美味しいうちに食べてほしいじゃないですか。だから、前日までに予約してもらえれば、オープン前でも焼いてご用意しておきますよ」

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地元の人はもちろん、信濃町や須坂、豊野など、近隣の町から買いに来る人もいます。夏が終わるか終わらないかの時期になると、「今年はそろそろ始めたかい?」と店先をのぞく人も増えてくるそう。

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「お土産用に、10個くらいまとめて買っていく人も多いけど、1個からでも喜んでお出ししますよ。いっぺんにたくさん食べるものじゃないから、食べたい気分のときに、気軽に来てくれるのが嬉しいんです」

美濃屋菓子店は、国道18号線の普光寺交差点から町役場方面へ入ってすぐ。今日のおやつや手みやげにはもちろん、ドライブ中にちょっと小腹が空いたときにも、飯綱町は美濃屋菓子店の大判焼きはいかがでしょうか?

 

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美濃屋菓子店

長野県上水内郡飯綱町牟礼2698

TEL:026-253-2627

 

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