トップライター眞鍋 知子さん目指せ!ライターへの道「あなたも町民ライターになってみませんか?」
トップいいいいいいづなマガジン目指せ!ライターへの道「あなたも町民ライターになってみませんか?」

目指せ!ライターへの道「あなたも町民ライターになってみませんか?」

飯綱町には、「いいいいいいづなマガジン」という、‟い“が6つも並ぶインターネット上の雑誌(ウェブマガジン)があります。ここで活躍しているのが、町民ライターです。
このまちに関わる一般の人がライターとなって、まちのニュースや気になるヒト・モノ・コトを取材したり、日々のことを綴ったりして活躍しています。

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いいいいいいづなマガジンでは、町民ライターのライティングや撮影のスキルを磨くため、年に数回、無料でスキルアップ講座を実施しています。今回は、飯綱町在住のフリーライター、はっさく堂さんによる「インタビュー」講座を行いました。

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インタビュー記事というのは、対象者に会って質問し情報を集め、知り得た内容をまとめた文章のこと。現在活躍中の町民ライターさんたちは、自分自身で取材対象者にアポイントをとってインタビューを行い、同時に撮影もこなし、原稿を書いています。もちろん、皆さんまったくの初心者から始めた方ばかりです。

 

「プロのライターとしてこの道◯ン十年でも、インタビューは緊張しますよ」と、はっさく堂さん。これまでの経験で培ったインタビューの心得や取材者から話を聞きだすコツをお話しくださいました。この日参加した町民ライターさんは、こまつはるなさん、KAORUさん、ヤマカナさん、サチヲさん、にっしーさんの5人。
講座は和気あいあいとした雰囲気で進められ、
「インタビューしながら、あいづちを打ち、メモを取り、撮影するのは大変ですが、どうやってこなしていますか?」
「話が脱線したときは、どうやって戻せばいいですか?」
などなど、皆さんからは積極的に質問が飛び出していました。

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「なかなか盛り上げられないときは、どのようにしていますか?」という質問に、はっさく堂さんは、「インタビューは難しく考えず、取材者の方に楽しい場だったと思っていただけることを心がけるのが一番です」と、いい話が聞けるインタビューになるための姿勢を伝授。「インタビュアー泣かせの無口な方もいらっしゃいますが、あなたのお話をうかがいたいのだという、真剣な気持ちを見せるのも大事です」
たしかに取材される側に立ってみると、知らない人からのいろいろな質問に答えるのは、緊張もするし、慣れていなければ、言葉にするのも難しいもの。こわばった気持ちを解きほぐし、気持ちよく話ができる雰囲気づくりをするのも、ライターの腕の見せどころなんですね。
決められた質問をするだけなら、誰が取材に行ってもあまり変わりません。‟私“が取材したから話してもらえたエピソードや、聞くことができた言葉を引き出すのが、ライターの仕事の醍醐味。文章力も必要ですが、むしろ話を聞きだすことが大切なのかもしれません。

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 はっさく堂さんの講義のあとは、隣同士の方と実際にインタビューをし合ってみるワークショップも行いました。
5分間ずつ、相手がいま興味を持っていることについてインタビュー。5分間は長いようで短く、「自己紹介で終わってしまった!」という方も。せっかくなので、このときのインタビューは、あらためてお互いにアポイントをとって続きを取材し合ってもらい、町民ライター紹介記事として掲載することになりました。皆さん、どんなお話が聞けたのか楽しみですね。

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また、2018年から始まった、いいいいいいづなマガジンですが、ウェブ上での情報発信のため町内においてはあまり知られていません。せっかく町民ライターさんたちが取材して書き上げた記事なので、ぜひ町内の方にも読んでいただきたく、2020年以降の記事を抜粋し、2冊の紙冊子にまとめました。飯綱町役場、町民会館、いいづなコネクトEAST/WEST、メーラプラザ、アップルミュージアムなど町内各所に設置して無料で配布しています。ぜひ、お手に取ってご覧ください。

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まちのいいところを町民目線で取材し、発信している町民ライター。自分が知りたいと思っていたことや会いたいと思っていた人に、取材して記事を書くのは、やりがいがあるお仕事といえるのではないでしょうか。正式なプロのライターの場合は、依頼された企画内容に即した文章を書くのが責務ですが、町民ライターは、その一歩前の下積み、見習いといったところ。報酬をもらいながらスキルを磨くことができるので、「人と会ったり文章を書くのがそれほど苦ではない」という方におすすめです。

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◎町民ライターのお仕事の流れをご紹介します。
①まず、書きたいことを企画します。これまでの内容は、新しいお店のオープンや、おもしろいことをやっている人の紹介が多いですが、飯綱町に関わる内容なら、基本的にどんなことでも構いません。企画を編集部に提出し、内容に問題がないか、ほかのライターさんと被っていないかなどを確認してもらいます。
②企画にOKが出たら、いよいよ取材を始めます。対象となる人やお店などに取材の申し込みをし、インタビューにうかがいます。
③取材が終わると、原稿書きです。文章を書くことに苦手意識がある人は多いかもしれませんが、町民ライターの皆さんも、「取材は楽しいけど書くのは苦手なんです~」と言いつつ、自分が取材で見聞きしたこと、感じたことを伝えるために、奮闘してくれています。これぞまさに、生みの苦しみ!
④書き上げた原稿は、まず編集部に提出します。そこで表現や表記のミス、事実関係の誤りや著作権などをチェックする校正を行い、文章の構成や文体を整えます。
⑤取材協力者に内容確認をしていただきます。修正や追加情報などがあれば加えます。
⑥最後に町役場で最終確認をしたら、めでたくウェブマガジンにアップロード!

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◎町民ライター募集中! 
自分の暮らす・関わる・好きな町で、町民ライターをやってみませんか? 
・取材内容は、ご自身の企画をご提案いただきます。編集部からの依頼で情報を提供する場合もあります。
・1記事をウェブサイトにアップするごとに原稿料をお支払いしています。
・取材や原稿作成はご自身で行っていただきますが、編集部と町役場のチェックが入りますので安心です。
・定期的なスキルアップ講座のほか、グループLINEで質問や情報共有ができます。
・もっと詳細を知りたい、「やってみようかな…」と思った方は、
(株)カンマッセいいづな 町民ライター担当まで、お問い合わせください。 
メール:  info@canmasse.co.jp 
TEL:  026-219-1210

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