9月から始まった事前セミナー。先月の10月14日の開催でついに3回目となりました!
今回もまた、どんな様子で行われたのかレポートさせていただきます。
第3回のテーマは『作り手のストーリーが伝わる商品ブランディング』でした。
講師の方は、福島県郡山市を拠点に活動する「ヘルベチカデザイン株式会社 代表取締役 佐藤哲也さん」
まずはじめに佐藤さんがお話をされたのは、ブランディングを学ぶにはまず「文脈」というものをしっかり捉えることが大事であるということでした。
具体的にどういうことなのか、佐藤さんが代表を務めている『ヘルベチカデザイン』さんについて、まちづくりに特化した会社『ブルーバード』さんの取り組みについてお話いただきました。
その後、文脈を捉えながら実際にブランディングをしていく過程について、佐藤さんが手がけられた大島蒟蒻店さんの事例をもとに学びました。
前半の講義が終わり、「デザインとは?」「ブランディングとは?」ということを一通り学んだところで、参加者からの質問タイム。
内容は、
「ブルーバードの拠点がなぜあんなに盛り上がっているのか?」
「佐藤さんのような取り組みをしているデザイナーってどのくらいいるの?」
「採算は取れているのか?」
など、佐藤さんの取り組まれている活動内容からデザイナーという職業について、収益についてなど様々な質問がありました!
そして後半はワークシートを使って、自分のやりたいことの原点を思い返す作業から、それをビジネスにすることによってどんな未来を想像するか、事業の地域循環についてなど、やりたいことの根本を考えながら整理していく時間となりました。
各自で整理した後は、より考えを深めるために同じテーブル同士でお互いの内容について発表し、意見交換をしてもらいました。
普段なかなかこういった「やりたいことの原点」について考える機会がなかった方が多かったようなので、とてもいいきっかけになったようです!
他の参加者のやりたいことの原点を聞いたことも、同志を見つける良い機会になったことでしょう!
これでいよいよ、事前セミナーも残りあと1回の開催です。
最終回は、オンラインでの売り場づくりとコミュニケーションについて学びます!
◾️「いいづな事業チャレンジ」の今後の流れ
◾️「いいづな事業チャレンジ2020」のようす
去年の様子を動画にまとめています。ご覧ください。