こんにちは、町民ライターの糸井です。
実は私、町民ライターとは世を忍ぶ仮の姿で、本職はプロのフォトグラファーとして世界(!)でも活動しています。
そんな糸井が2022年3月14日のホワイトデーに、町民ライター向けの写真講座をやらせていただきました。
事前にライター内でアンケートをとった結果、講座は新型コロナウイルスの感染予防に配慮しながら、実際に集まって行う昼の部と、zoomを使ったオンラインの夜の部の二部構成で行いました。
昼の部は、以前に講習を行ったときにも参加してくれたメンバーメインの応用編、夜の部は、最近町民ライターになったばかりの方が中心の基礎編でした。
過去の写真講座では構図の種類や光の向きなど、写真を撮る上での基礎的なことをやったのですが、記事に掲載する写真はどういう写真がいいのか? という話ができず、かなりカメラ好きのための講座になってしまったかもしれないという反省がありました。
それを踏まえて今回は、4つのコンテンツに絞った講座にしました。
1.記事に掲載する上で「いい写真とは」を考える
一般的に良いとされる写真と、記事に掲載する上で撮る写真との違いと、記事に適している写真とはどういうものなのかを再認識してもらう意図がありました。
2.実際にウェブサイトにアップされている記事を見ながら、どう撮ればよかったのかを考える
講習に参加しているライターさんの過去の記事を見て意見を出し合い、さまざまなケースにおける最適な撮影方法を皆さんで模索し、今後の対策にしてもらいました。
3.3冊の本を5枚の写真で紹介してみる
制限時間内で自由に本の写真を撮ってもらい、なぜそのカットを撮ったのか説明してもらいました。
4.質疑応答
写真を撮る上で疑問に思っていること、聞いてみたいことなどを受け付け、何でも答えました。また、持っていると便利な100均で買える小道具を紹介しました。
講師をやらせてもらってつくづく、皆さんと写真やカメラ談義をするのは、有意義だなと感じました。今回は、積極的に受講者に話を振って、話をしてもらう形式をとったのですが、対面でもzoomでもリアクションがリアルタイムで感じられ、皆さんの撮影の悩みが聞けて良かったです。
問題は、意見や考え、質問が人それぞれあるので、話が盛り上がってしまい、講座をまとめるのに思っていたよりも時間がかかってしまったことです。90分という、最初想定していた尺に収まらず、長引いてしまってすみませんでした。
夜のzoomを使用してのオンライン講座では、PCの画面の共有と、自前のホワイトボードでの説明の切替が上手くいかず、もっと場数を踏むことが大切だなと痛感しました。
また、zoomでは実習で撮ってもらった写真を共有できないので、色や細かいレベルでの講評が難しく、また次回開催する際は、zoomでの課題やうまく時間内に収められるようなフローを考えたいと思います。
最後に、今回の講座ででたポイントを講師の視点でまとめてみました。
これを意識して取材の写真を撮っていくと、きっと記事が良くなると思います。
飯綱町の町民ライターさんたちの取材に、少しでも役立ててもらえたらうれしいです。
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