先月末の11月23日(月・祝)と今月の12月5日(土)の2日間で、小・中学生向けワークショップ「いいづな商品開発プロジェクト〜フードデザイナー編〜」を開催しました。今回の課題はフードデザイナーとして「りんごのお菓子を食べ飽きた人向けに、りんごのお菓子を開発せよ!」
参加者は小学校4年生〜中学1年生まで幅広い年齢の子供達が参加してくれました!
1日目は、3つのチームに分かれて、チームビルディング・リサーチ・アイデア検討・レシピ決定までを行いました。
まず各チームお互いを知るため、そしてリサーチの必要性を知るために5種類のりんごを食べ比べ、それぞれどのりんごが好きかを発表をしてもらいました!お互いがどんなりんごが好きか、またりんご一つにおいても人によって好みが違うということを知る良い時間となりました。
次は、いよいよリサーチ。ターゲットとなるお客様にインタビューをしてニーズを聞き出しだり、市場にある様々なりんご菓子を食べ比べて市場調査を行ったりしました。
その後、お題に合った商品はどんなものがいいのか各チーム情報を整理し、アイデアを出し合いながらレシピ決定まで行いました!
長時間のプログラムでしたが、皆さんとても集中してたくさんのアイデアを出し、各チームすてきなレシピが生まれました!
そして2週間あけて、調理室がある町民会館に場所を変えての2日目のはじまり。
この日は前回考えたレシピで実際にお菓子を作り、中間フィードバックを受け、もらった意見を元にアイデアのブラッシュアップをし、再度お菓子作り。最後に実際に商品開発をされている方々へ向けてプレゼンテーションを行い、講評をいただきました。
まずは2週間あいていたこともあったため、前回のおさらいとウォーミングアップのためのマシュマロチャレンジ! 各チームどうやってマシュマロの位置を高くするか、アイデアを出し合い試行錯誤ながら挑戦しました!
結果は様々でしたが、皆さん考えるだけでなく実際に作って改良していくプロセスがとても大切だということを学び、いよいよお菓子作り開始です!
各チーム、レシピを元に思い描く商品に近づくよう試行錯誤しながら作ります。
それぞれなんとかカタチにした商品を、1日目にインタビューしたターゲットの方に試食してもらいます。
こだわったポイントなどを伝え、それが実際にカタチになっているかどうか意見を貰います。
その後実際に自分たちでも試食をし、貰ったフィードバックも参考にしながら改良ポイントを検討します。
お昼休憩をした後は、前半のお菓子作りの経験と、試食での意見を活かして商品に磨きをかけます!
各チーム、フィードバックで受けたポイントをしっかりと改善しながら、お菓子作りを進めていました!
後半はパッケージも考えながらの商品づくりです。
それぞれ完成した3つのチームの商品はこちらになります!
Aチーム:りんごのモンブラン(ムーンルージュ(赤果肉りんご)のクリームで作ったモンブラン)
Bチーム:もちっとリンギョーザ(りんごとお餅と白あんを包んだギョーザ)
Cチーム:3種のりんごたち(オムレット、ドラ焼き、ムーンルージュのりんご飴)
いよいよ商品開発のプロたちに向けて出来上がった商品のプレゼンテーションです。
各チーム、おいしい!という言葉をいただきつつ、実際に商品化するならこうした方がもっといいですね。と厳しいプロからのフィードバックも受けていましたが、皆さん真摯に受け止め、しっかりと意見を聞いていました。
この2日間を通して、料理すること自体に自信がついたり、商品開発の難しさや色々な方法をどんどん試していくことの重要性、チームで協力しながら作り上げていくことの大切さなど、参加者の皆さんそれぞれ大きな学びを得られたようでした♪