ご近所さんから根曲がり竹をいただきました! 飯綱町の春のごちそうの一つ、根曲がり竹。さっそく、みそ仕立ての汁物にしましょう。タケノコの処理はなるべく早くした方が美味しいですよ。
<材料> 5人分
根曲がり竹 適量(今回は12本)
サバ缶(水煮)1缶
みそ 適量(80g程度)
<作り方>
・根曲がり竹の皮を剥く
穂先を斜めに包丁で切っておくと剥きやすいです
・節を取る
真ん中より下側の節の部分は固いので取り除きましょう
青くなっているところも除きます
包丁を入れてザリザリッと繊維を切るような感触であれば固い部分です
・食べやすい大きさに切る
今回は細かく輪切りにしましたが、お好みで
・煮る
水(約1L)を入れた鍋に根曲がり竹を投入。柔らかくなるまで沸騰後数分煮ます。
根曲がり竹はアク抜きする必要がありません。
・サバ缶を入れる
煮汁ごとサバ缶を入れて、ざっくりほぐします。
・みそを入れる
最後にみそを入れて味をととのえたら完成です♪
今回は、根曲がり竹とサバ缶のみで作りましたが、玉ねぎや卵、ネギ、ニンジンなどなど、バリエーションは家庭の数だけありますよ。
根曲がり竹の爽やかな香りとほのかな甘みをサバの脂のコクが引き立てます。今回のレシピのような、根曲がり竹とサバ缶だけのシンプルなお味噌汁も、根曲がり竹本来の味が堪能できておすすめです。
根曲がり竹というのはチシマザサの別名で、地域によってさまざまな呼ばれ方があるようです。一般的には「タケノコ」といえば、モウソウチクやハチクが有名ですが、飯綱町を含めここ北信濃の人たちが好んで食べるのは、なんといっても根曲がり竹。アク抜きの必要がない手軽さと軽やかな歯ごたえが魅力です。5月から6月にかけて、農産物直売所にも並ぶので、見かけたらチャレンジしてみてくださいね。