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りんごの町の朝ごはん「ストーブを使ったほったらかしアップルクランブル」

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この冬は、まれに見る大雪の飯綱町です。最高気温すら氷点下という日が続いて、ストーブが大活躍。

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昔ながらの石油ストーブは、お料理もできて重宝します。ストーブにオーブン鍋をのせてほったらかしておくだけの、簡単なアップルクランブル(もどき?)をご紹介します。

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りんごを、小袋ではなくコンテナで買えちゃうのは、りんごの町に住んでいる特権ですね。
寒い場所に置いておけば日持ちしますが、打撲箇所から劣化して痛んだり、柔らかくなってきたりします。
「ボケりんご」とは、水分が抜けて柔らかくなってきたりんごのことを表現する方言です。
りんごの町の人々は、新鮮なりんごが当たり前なので、りんごのシャキシャキ感にとてもシビア。少しでも柔らかくなると、すぐに「ボケた」と言うんですよ。
切ってみて、シャキシャキで美味しいものは生食で、ボケてきたものは加熱用にするといいですね。

〈材料〉 
りんご         3個(約400g)
バター         75g
全粒粉(薄力粉でもよい) 50g
オートミール      75g
シナモンパウダー    小さじ1      *上記全量で約1170kcal

〈作り方〉
① ボウルにバターを溶かして、全粒粉、オートミールを入れざっくり混ぜる
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② りんごを1口大に切って、シナモンパウダーをまぶす
③ オーブン鍋にクッキングシートを敷き、①を広げ、②をのせる
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④ オーブン鍋をストーブにかけ、ふたをし、中火で約40分ほどほったらかし
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⑤ 香ばしい匂いがしてきたらできあがり
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◎ポイント1  計量は適当に♪ 
 バターは150g売りのものを適当に半分にカット。
   全粒粉、オートミールはカップ1杯でだいたい上記分量になります。

◎ポイント2  りんごの食感はお好みで♪ 
 ②の工程で、りんごを薄めに切るとしっとり柔らか。
 厚めに切ると少し歯ごたえが残る仕上がりになりますよ。

◎ポイント3  砂糖は入れなくても大丈夫♪
 りんごを切るときに1つ2つ味見をして(つまみ食いではありません)、
 あまり甘くないなと思ったら、砂糖を大さじ2ほどまぶしましょう。甘いりんごだったら、
 ぜひ砂糖なしにしてみてください。
 バターの塩味がりんごの甘みを引き出して、りんごの果汁をオートミールが吸って、
 厚手のオーブン鍋の底でほんのりキャラメリゼされてと、美味しい連鎖反応が起こるかも。
 りんごだけの素朴な甘みもおすすめですよ。

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※無塩バターを使う場合は、①に塩を2つまみ入れましょう。しっかり甘い味がお好きな方は、焼き立てにはちみつをかけるのがおすすめ。
※クランブルは混ぜた状態で冷凍保存もできます。
※今回はガスコンロ用の小型ダッチオーブンですが、鋳物のココット鍋や無水鍋でも同じように使えますよ。

石油ストーブや薪ストーブが活躍するこの時期、週末のゆったりした朝食にお試しください♪

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