
2026年5月3日、長野市の善光寺表参道で「第10回ながの獅子舞フェスティバル」が開催されました。長野市近郊から72団体が集まり個性豊かな獅子舞を披露。沿道には大勢の観客が詰めかけ、笛や太鼓の音が響き渡り、伝統の舞が街を彩る一大イベントとなりました。

この記念すべき舞台に、飯綱町から「普光寺西支部若蓮」が初参加。飯綱町の伝統芸能が、善光寺表参道で堂々と披露されました。飯綱町からも多くの人たちが応援に駆けつけ、沿道から大きな拍手や声援を送りました。

普光寺西支部若蓮は、普光峻徳神社の春祭り・秋祭りをはじめ、地域の夏祭りやお花見会などでも獅子舞を披露し、地域に根付いた活動を続けています。

気合十分!会場を魅了した普光寺西支部若連のみなさん:①伊藤隆志②松澤一憲③久遠奈津子④丸山英隆⑤町田尚毅⑥清水裕希⑦長島伸五⑧髙橋洋祐⑨和田達也⑩渋澤優介⑪渋澤秀昭⑫寺島朔史⑬岡村一輝(敬称略)
今回の参加について、太鼓を務める髙橋さんに意気込みをうかがうと、「これまで毎年獅子舞フェスティバルを見ていて “いつか出てみたいな”という思いがありました。春のお花見会や夏祭りでは何回も舞ってきたので、今回の10回目の節目に、そろそろこういう大きな舞台に出てもいいんじゃないかなと。ついに飯綱から飛び出してきた、という感じですね」とやる気満々といった様子。

そして、初めての出演を終えて感想を聞くと、「とにかくお客さんの数がびっくりするくらい多かったです。皆、仕事が休みの時間を使って準備してきたので、その甲斐があったなと思いました。本当に出て良かったです」と、達成感をにじませました。

「力みすぎちゃったかな」と笑う伊藤さん
演舞が始まると、観客はあっという間に人垣をつくりました。力強いお囃子、獅子はダイナミックに、ときに繊細に舞い、観客を魅了しました。

メンバーで笛を務める寺島さんは、「めちゃくちゃ人が多くて、吹いていて本当に気持ちよかった。飯綱町の伝統芸能が長野市に進出したことには大きな意味があると思う」と笑顔を見せました。

真剣な表情で笛を吹く寺島さん

2回目の笛を担当した久遠さんも、「憧れのフェスティバルに参加できて光栄。緊張したけれど、この雰囲気を楽しめました。ますます精進したいと思います!」と話し、大舞台での経験を次につなげようとしていました。

同時開催の「善光寺花回廊」には、飯綱町のPRブースも出店。ブースには町のPRキャラクター「みつどん」がかわいらしく飾られ、飯綱町産リンゴを使ったシードルやタルト、みつどんグッズなどを販売していました。なかでも、カップ片手に楽しめる“飲み歩きスタイル”のシードルは、爽やかな味わいが来場者に好評でした。

獅子舞会場では、勇壮な舞やユーモラスな動きなど、団体ごとに異なる魅力が次々と披露され、訪れた人たちは足を止めて見入っていました。

栗田町獅子神楽保存会

六地蔵町神楽獅子保存会
犀川神社太々神社保存会

篠ノ井大獅子保存会

町田さん(写真右)「普光寺が一番だった」
今回の参加は、単なるイベント出演ではなく、地域の伝統文化を町の外へ発信する大きな第一歩となりました。善光寺表参道に響いた普光寺西支部若連のお囃子は、多くの人の心に、飯綱町の魅力としてしっかり刻み込まれたに違いありません。

また、今回フェスティバルに参加したメンバー以外にも、普光寺西支部若連には多くの仲間たちがいます。地域のさまざまな行事で獅子舞の継承に力を注ぎ、それぞれが仕事や学業の合間を縫いながら活動を続けています。若連は、これからも仲間同士の絆を大切にしながら、楽しみながら伝統文化を未来へつないでいきます。
そうやって、地域の宝である獅子舞文化が未来へと受け継がれ、地域社会の連帯感が強化されていくことを期待したいと思います。
