トップライターおおば みわさん飯綱町の温泉といえばココ!魅力たっぷりの日帰り温泉施設「天狗の館」をご紹介♪

飯綱町の温泉といえばココ!魅力たっぷりの日帰り温泉施設「天狗の館」をご紹介♪

こんにちは!町民ライターの大峽です。まだまだ寒い日が続いていますね。今回はそんな寒い日にもぴったりのむれ温泉「天狗の館」の魅力を調査してきました!!おすすめの利用コースもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
訪れたのはとある日曜日。外には大きな天狗像がたたずんでいます。自慢の鼻には雪が積もって寒そうです。

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10時の開館前からすでに待っている方々がいます!お知り合いのようで、みなさん楽しくおしゃべりされていました。
さあ、いざ入館!

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外の寒さが厳しかった分、中の暖かさが沁みました……!入口には大きなベンチ。左側が受付で、ここで券を買って入館します。進むと巨大な天狗の顔が!顔の下には、飯綱町に伝わる天狗の伝説が書いてあります。

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よくある白いタオルではなく、こんなオリジナルキャラクターのタオルが売っています。かわいい。

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広いお土産コーナーには、さまざまな物産品のほか、飯綱町のPRキャラクター「みつどん」のグッズも揃います!さらにキャンプ用品まで!

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天狗の館の近くにはキャンプ場がありますが、もし忘れ物をしてもここで探せますね。いきなり充実の内容に、これからの期待が高まります。

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今日は支配人の岡田悦之(おかだよしゆき)さんに案内していただきました。早速、温泉のことについてお聞きしてみます。

大峽:天狗の館の温泉はどんな特徴がありますか?

岡田さん:温泉というともちろん温かい、というイメージかと思いますが、天狗の館で引いている源泉は21.6度で、そのまま入ると冷たいんです。25度以上の水温だと「温泉」で、25度未満は「冷鉱泉(れいこうせん)」と呼ばれます。温度が低いだけで、温泉と同じく効能成分は含まれていますよ。天狗の館では、この冷鉱泉を加温したところに入浴していただいています。

▼天狗の館HPより抜粋
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大峽:冷鉱泉とは初めて聞きました!珍しいですね。

岡田さん:そうですね、県内でも冷鉱泉そのままに入ることができる施設は少ないです。今日は「イベント風呂」で冷鉱泉に入浴できるお風呂を用意しています。水風呂よりは温度が高いので、水風呂は冷たすぎて入れない方でも、全身浸かれる方も多いです。また、「交互浴」という、温かいお風呂と冷たいお風呂を交互に入り血行を促進する入浴方法があるのですが、水風呂よりも温度が高いので実践しやすくておすすめです。

やった!知らずに来たのに冷鉱泉に入れてラッキー!ちなみにイベント風呂の予定は、天狗の館HPのイベントカレンダーでチェックできます。

2025年1月のイベントカレンダーはこんな感じ。冷鉱泉は日曜日と水曜日の開催が多いみたいです。

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さっそく、入浴してきました!写真は撮れないので文章でご紹介……!
浴室には大浴場、イベント風呂、サウナ、露天風呂があります。露天風呂からは霊仙寺湖と北信五岳のうちの三山(飯縄山・黒姫山・妙高山)が一望できます!青空と雪で真っ白くなった湖のコントラストは本当にきれいで、いつまでもお風呂に入って眺めていたくなりました。大浴場は広々していて大きな窓があるので、お湯に浸かりながら外の景色がよく見えます。

洗い場にはリンスインシャンプー、ボディソープもあってありがたいです。ちなみにドライヤーはすべて有料、5分100円で、ダイソンの高級ドライヤーが利用できます。自身で持ち込んだドライヤーの利用は無料です。

おすすめされた交互浴も実践してきました。水風呂は冷たくて全身浸かれない私も、冷鉱泉は首までしっかり浸かっても大丈夫でした!温かいお風呂で温まってから冷たいお風呂に入ると、ヒヤッとしたあとに首や肩の血が、どーっと流れていく感覚があって気持ちいい!目が覚めます!この後、車の運転をしなきゃという方は、これで眠気が飛ばせます。あー、スッキリしました!

さて、ゆっくりお風呂に入っていたらお腹が空いてきました。天狗の館には食堂があります。大広間なので、ゆっくり休憩もできます。

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メニューはこんな感じ。たくさんあって迷ってしまいます!岡田さんにおすすめをお聞きしてみました!

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大峽:おすすめのメニューはありますか?

岡田さん:正直、どのメニューも美味しいので難しいのですが……(笑)、飯綱町の郷土料理「やたら」※を使ったメニューは観光客の方によくおすすめしています。カツ丼に「やたら」を合わせた「やたらカツ丼」や、「やたら」と信州サーモン、とろろをご飯の上に載せた「いいづな丼」は飯綱町らしいメニューですね。
“やたら”は、長野県北部(北信地方)で夏に食べられている郷土料理で、キュウリやナス、ミョウガ、青唐辛子といった夏野菜と、ダイコンの味噌漬けを細かく刻んで混ぜたもの。

なるほど……。悩んだ結果、「いいづな丼」(950円)を注文してみました。それがこちら!ドーン!

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大きなどんぶりなので、ご飯がすっごく多いのかも……?と思ったら、どんぶりの半分くらいまでたっぷり「やたら」が入っていました!

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信州サーモンは脂がのっていてとろけるおいしさ。そして、とろろとご飯と「やたら」の相性はばっちり!ペロッと食べてしまいました。他のメニューも美味しそうで、次に来たときは何を食べようかなと早速考えてしまうくらいです。

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食堂とはまた別に、カフェもあります。こちらは飲み物、デザート系メニューと、土日限定でピザも販売しています。あいにく今日は臨時休業でしたが、薄めの香ばしいピザが好評だそう。次は食べてみたいです!

そして、帰ろうとすると……。真正面に大きなかまくらがあることに気づきました!大人が立って入れるくらいの大きさです!

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こちらはあるスタッフの方が、なんとお一人で作っている冬の名物なのだそうです!こんな大きなかまくらを自分で作ろうと思ったら大変ですが、除雪車で雪を集めると意外とすぐにできてしまうのだとか!中に入って嬉しそうに写真撮影するお子さんの姿もあり、ほっこりした気分になりました。

さて、天狗の館の周辺にはスキー場、キャンプ場、霊仙寺湖など、遊べる場所がたくさんあります!岡田さんに取材でお聞きした情報をもとに、私が考えた天狗の館利用コースをご提案します!

① ワカサギ釣りで冷えた体をポカポカに!霊仙寺湖からコース!
1月末~2月末ごろまで、すぐそばの霊仙寺湖では氷の上でワカサギ釣りが楽しめます。霊仙寺湖から天狗の館までは車を移動させずとも歩いて行けちゃう近さですよ。午前中は釣りをして、冷えた体を天狗の館の温泉で温めて、美味しい食事でパワーチャージしてから帰宅するのはいかがでしょうか?※ワカサギ釣りは氷の凍結状況や天候などにより開催できない場合があります。キャンプラスいいづなのHPからご確認ください。

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② ほどよくウインタースポーツをした後は温泉で汗と疲れを流そう!長野駅から直行コース!
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土日は長野駅→スキー場→天狗の館に行けるバスが出ています!「スキーはしたいけれど、一日ずーっと滑っていたら車の運転は疲れてしまうなあ」という方は、朝のバス便で長野駅からスキー場に行って午前中は滑り、午後14:10スキー場発の便で天狗の館へ移動して温泉を楽しむ、というプランはいかがでしょうか?詳しくはこちらのページから!

③ 送迎付きで温泉も楽しめちゃう!宴会コース!
天狗の館では宴会もできます。15畳の和室と25畳の和室がそれぞれ二部屋ずつ、30畳程度の洋室が一部屋あり、大人数での会食が可能です。さらに、天狗の館に用意されている宴会プランは「お食事」+「温泉」+「個室」+「送迎」付き!

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お酒を楽しんだ後、送迎があったらありがたいですね!お食事もバリエーションが豊富です。詳しくはこちらのページから!

④ お仕事の合間にお風呂でリフレッシュできちゃう!ノマドワーカーコース!
宴会で使用するお部屋は、空いていれば時間制で借りることができます。

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写真は25畳のお部屋の様子。Free wi-fiもあるので、パソコンを持ち込みワークスペースとして利用できます。まるで文豪気分になれそうですね。お仕事に疲れたら温泉や食事でリフレッシュすれば、さらにはかどっちゃいそう!?(※利用には事前に予約が必要です。利用料:15畳和室:5時間3,100円~/25畳和室:5時間5,200円~)※すべて情報は2025年1月のものです。最新情報はHPまたはお電話で確認してみてくださいね!

日帰り温泉として地域で30年近く愛されてきた天狗の館。周辺にアクティビティが充実しているこの立地ならではの使い方もできそうです!まだまだ春までは遠いこの時期、飯綱町の天狗の館でゆったりのんびり過ごしてみるのはいかがでしょうか?
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天狗の館 

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