トップライターおおば みわさんお酒が飲めなくても楽しめる!林檎学校醸造所が売り出した氷結濃縮ドリンク「林檎之氷蜜」(リンゴノヒミツ)を飲んでみた!

お酒が飲めなくても楽しめる!林檎学校醸造所が売り出した氷結濃縮ドリンク「林檎之氷蜜」(リンゴノヒミツ)を飲んでみた!

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「飲み会は好きだけど、お酒が弱くて……」「美味しそうにシードルを飲んでいるあの人、うらやましいなあ……」というあなた(私のことです)に、朗報です!いいづなコネクトEAST内にある「林檎学校醸造所」で、お酒が飲めない方に(もちろん飲める方にも)おすすめの、とびきりおいしいノンアルコールドリンク「林檎之氷蜜」1,200円(税込/200ml)を見つけました!

林檎学校醸造所ではりんごを使ったお酒、シードルをつくっており、その中には濃厚かつ極甘で食後酒としても楽しめる「アイスシードル」もあります。アイスシードルの原料ももちろん、りんごですが、お酒になるまでにはいくつかの特別な工程があります。

① りんごを細かく砕いて、果汁を搾る
② 果汁を凍らせる(氷と濃縮果汁の混ざったシャーベット状になる)
③ 氷のみを除去して、濃縮果汁を取り出す
④ 濃縮果汁を発酵させ、アイスシードルへ!
この手順のうち③の、発酵させる前の甘~い濃縮果汁を商品化したものが「林檎之氷蜜」です!


「林檎之氷蜜」をグラスに注ぐとこんな感じ。きれいな琥珀色をしています。
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今回は、いいづなコネクトEAST内の「泉が丘喫茶室」をお借りして、味わい方をいろいろと試してみました!
まずはそのまま・・・・。

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濃厚~!りんごジュースからりんごのエキスだけを抽出したようなとろりとした濃さは、まさにりんごの「蜜」という表現がぴったりです。梅酒のように、オンザロックで少しずつ飲んだりソーダ割りにしても美味しそう!

次はミルク割り。
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分量は、牛乳3:林檎之氷蜜1の割合にして、仕上げにシナモンも入れてみました。少しトロッとして、飲むヨーグルト風になりました!シナモンもりんごの風味と合ってとても美味しい!朝食でパンと一緒に出てきたらリッチな気分になれそう♪
※ちなみに、「ホットにしたらもっと美味しいかな?」と電子レンジでチンしたところ、牛乳と水分が思いっきり分離したので、アイスで飲んでくださいね(笑)

次は、グラノーラにヨーグルトと一緒にかけていただきます。
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グラノーラに甘さと水分が加わり、こちらもさきほどとはまた違った飲むヨーグルト風になりました!ヨーグルトの酸味とりんごの甘さが相まっておやつにぴったりです。林檎之氷蜜はたっぷり入れてOK。ヨーグルト4:林檎之氷蜜1くらいが私はおススメ!りんごの味が全体にいきわたるよう、よーく混ぜてから食べてみてください!

最後は、そのままでもとっても美味しい「泉が丘喫茶室」のチーズケーキに林檎之氷蜜をかけていただきます!
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うーん、しっとりとしたベイクドチーズケーキに濃厚なりんごの風味が加わって、甘いもの好きにはたまらない間違いない美味しさを見つけました! チーズとりんごを組み合わせることで、よりお互いの味が際立つ感じがします。林檎之氷蜜そのものの甘みがとても強いので、酸味が強いレアチーズケーキや、クリームチーズにかけても美味しいかも・・・!ぜひ、お好みの楽しみ方で味わってみていただきたいです!!

アルコール控えめな商品はほかにもあります。

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「COVO CIDER(コウボサイダー)」は、アルコールが0.5%ほどの微アルコール飲料です。赤りんご(赤ラベル)・青りんご(緑ラベル)330ml/各700円(税込)、ロゼ(白ラベル)330ml /800円(税込)の3種類あり、それぞれ原料となるりんごの種類が違います。こちらは炭酸がシュワっとさっぱりとしていて、そのままで飲みやすいので、食事と一緒に楽しむのにとってもおススメです!※アルコール分が1%未満のためお酒の分類ではありませんが、運転は控えてくださいね。

さて、林檎学校醸造所のメイン商品はお酒のはず。なぜノンアルコールの商品を作ったのでしょうか?林檎学校醸造所を運営する北信五岳シードルリー株式会社の代表取締役CEO小野司さんに、お話を聞いてみました。小野さんは飯綱町のりんご農家に生まれ、大学卒業後は東京でシステムエンジニアとして働いていました。数年前に起業してUターン、廃校活用の取り組みに協力したいという思いから、2019年2月、いいづなコネクトEASTに「林檎学校醸造所」を開業し、シードルづくりをしています。

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当初は辛口のシードルを主流としていました。さわやかでスッキリとした味わいを楽しんでくださる方がいる一方で、「もっと濃厚にりんごを味わえるものが欲しい」「子どもやアルコールが苦手な方でも飲めるものがあったらいい」という声があることに気づいたそうです。
シードルの商品開発をするなかで、シードルの原料である濃縮果汁がとても美味しいことから「これを商品にしてみたら?」と思いつきます。そして2023年10月に数量限定で林檎之氷蜜を生産、店頭に置いてみたところ、予想以上に評判がよく、定番商品として販売をスタートさせたのだそうです。現在は店頭とオンラインショップで購入できるとのこと。お酒が飲めなくても楽しめる「林檎学校醸造所」の商品を、ぜひ味わってみてください!

「林檎学校醸造所オンラインショップ
「泉が丘喫茶室」

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