2020年11月13〜14日と12月4〜5日に飯綱町で行われた、「地域とつながる2日間」というイベントに参加してきました。
前回に続き、2日目のレポートです。
1日目はこちら
朝8:30に集合して飯綱東高原の山の中を少し散歩しました。
11月はまだ雪はなく、紅葉の中でイノシシが餌を探して地面を掘り起こした跡などを見つけることができました。
12月は、前日に降った雪が残っていて、寒いながらも朝靄が幻想的でした。
念のため、熊よけの鈴も持って行きました。
散歩を終えると、ちょうど靄が晴れて飯縄山が綺麗に見えました。
こちらの写真は12月のもの
朝の散歩を終えたら、次はお待ちかねのリンゴ農家体験です!!
飯綱町内にある、ファームたんぽぽさんのリンゴ園で行われました。
11月の旬を迎えたリンゴ園
12月になってすっかり葉も落ち、収穫も後半のリンゴ園
ファームたんぽぽの上野夫妻
減農薬についてやいいリンゴの摘み方、よくない例についての説明をしてくれます。
上手くリンゴを収穫するコツは、リンゴを引っ張るのではなくひねって取ること、だそうです。
“Don’t think. Feel!!”という偉人の言葉に習い、とにかく取ってみることに。
11月の時も12月の時も最初は少しおっかなびっくりで収穫していましたが、すぐに慣れて、みなさん夢中でリンゴを収穫していました。
途中で飯綱町のゆるキャラ、みつどんのような蜜たっぷりのリンゴの試食も。とてもいい雰囲気と気候の中、リンゴ収穫作業のオリエンテーションは進みます。
作業に集中していると、あっという間にお昼になりました。
お昼は、リンゴ園で収穫用のコンテナを椅子がわりにして、町内で人気の「とちのき食堂」のお弁当を食べました。
お弁当のあとのデザートは、採りたてのリンゴ! リンゴの品種ごとの食べ比べや美味しいリンゴの見分け方、見た目と味の違いなどのレクチャーを受けながら、この時間だけでたくさんのリンゴを食べました(笑)。でも不思議とパクパク食べられてしまいます。
12月の体験の時には、農園の上をタカ?が飛んで行きました。
上野さんいわく、近くに巣があるそうです。
鳥よけに使っているタカの凧と比較して写真を撮ってみました。上空にあると意外と本物と見分けがつかないのですが、やはり全然違いますね(笑)。
お土産のリンゴも箱に詰めて、最後は記念撮影です。
11月
12月
リンゴ農家体験を終え、いいづなコネクトWESTで感想会が開かれました。こうして「地域とつながる2日間」は終わりました。
最後の感想会で印象に残った意見を紹介します。
■引き馬について
「馬に乗ることはあっても、リードを引くことはなかなかできない経験で、とても奥が深くためになった」
「屋外で実際に自分が体を動かして馬を引くという体験を通して、コミュニケーションの大切なことを気づかせてくれた」
■リンゴの収穫について
「初めての体験だったので、とても楽しかった。農園の方からお話が直接聞けたり、いっしょにお弁当も食べたりして親近感を感じた。リンゴの食べ比べやリンゴの見分け方なども教えていただけたことも良かったです」
「リンゴの栽培、出荷に関して初めて聞くことが多く、勉強になりました。ワーケーションプログラムとして、バケーション要素としても良いと思いました」
■全体について
「時間にゆとりのあるプログラムが心地よかったです。移住も視野に入れた場合、ワークスペース以外の生活(住むところ、仕事場まで移動方法、生活必需品の購入場所など)についてイメージできるような紹介があればさらに良いと思いました」
「楽しい体験をしたり、皆さんとお話ししたりすることで、飯綱町への理解が大きく深まりました。ただの観光でない、自分を見つめ直す機会をいただきました」
私自身、この町に移住してきて4年目ですが、実は身近にあるリンゴや農家の方達とはあまり接点がなく、よく知らなかった名産のリンゴについて、少し詳しくなれた気がしました。また、引き馬体験や星空案内も、飯綱町に関わる人たちの活動を生かしたユニークなコンンテンツで、おもしろかったです。まさに地域とつながる2日間でした。
このコロナ禍において、移住についての提案、働き方の新しいあり方などが各地で取り上げられていますが、こうして町と関係していく人が増えていくのも素敵だな、と思いました。
もし、この記事を読んで飯綱町のワーケーション、リゾートテレワークに興味をがある方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか?