こんにちは。町民ライター兼、飯綱権現太鼓指導者のこまつはるなです。
寒くなり、外へ出て体を動かすのも面倒な季節になってきました。お家の中で「何かしたいなあ」と思いつつ何もせずに過ごしている、そんな方も多いのではないのでしょうか。
飯綱権現太鼓では、そんなみなさんの運動不足解消や、寒い時期の楽しいアクティビティになればと、和太鼓の体験ワークショップを行いました。
(ひそかに新規メンバーが増えればいいなぁという思いもあったことはヒミツ)
開始前、参加者が来てくれるのかちょっぴり不安なメンバーたち
和太鼓には「音楽・スポーツ・パフォーマンス」の3つの要素が詰まっていることがほかの楽器にはない大きな特徴だと思います。
和太鼓を打つリズムやその音色はストレス解消の効果もあるのだとか。極めていけば奥が深く、どこまでも上達を目指していける楽器です。
そんな和太鼓の魅力を、もっと飯綱町で広めていければいいなぁ。そんな気持ちで活動しています。
ワークショップ開始時刻である11時には、大人も子どもも、たくさんの方がぞくぞくと会場に入ってきてくれました!
というのも今回のワークショップでは、「てんぐカフェ」の参加者さんも一緒に参加できればいいなあと思い、同時開催させていただいたのです。
「てんぐカフェ」というのは飯綱町の社会福祉協議会が月一回開催している会で、子どもへの食事提供を目的としています。大人も子どもも一緒に参加できて、食事の前後はみんなで遊んだり、アクティビティなどで楽しんだりする会です。
大勢の参加に太鼓メンバーの気合も入ります。
ワークショップの最初は、メンバーによる演奏です。
演奏をおえると、参加者からたくさんの拍手をいただきました。
そして、さあ体験の始まりです! 指導者である、私こまつはるながワークショップを進めていきます。
まずは基本姿勢や打ち方の基本から。「はーい、まずは両腕をあげてください」。いいですね。皆さん腕がキレイに上がっています。バチも腕もまっすぐだと見た目もカッコいいし、腕をおろしたときにいい音がでます。
次は、「まねっこ練習」です。私が打ったリズムとまったく同じリズムで叩きます。ゲーム感覚でできるこの練習が、私はとても好きです。楽しみながら、リズム感であったり、さまざまなリズムの違いを聞き分けられる耳の力が鍛えられたり、脳と体の動きをうまくつなぐ力がつきます。しかも時間を忘れて長時間続けて打ち続けられるので、太鼓に必要な筋肉が自然につきます。
簡単なリズムから複雑なリズムまで、だんだん難しくなっていきましたが、みなさんしっかりついてきてくれました。
ウォームアップもできたところで、いよいよ曲を演奏をしてみます。
「万岳の響き」という、私たちのレパートリーでもある曲の伴奏を、みんなで演奏しました。
ドンドコドンドコというシンプルなリズムですが、メロディーに合わせて叩くことは周りの音をしっかり聞かないとできません。少しの練習ですが、しっかりしたリズムを刻み、曲が終わるところで、全員ぴったりと止まることができました。
次は、今日のメイン曲、「祭りばやし」の練習です。今度は伴奏ではなく、きちんとしたメロディを覚えます。この曲は、前半部分と後半部分に分かれています。全然違うメロディーなので、かなり複雑なのですが、たった20分ほど練習しただけで、かなりの完成度で演奏できました。小学校低学年くらいの子どもも多く参加していましたが、大人顔負けのリズム感でとても上手でした。
以上で1時間のワークショップは終了です。
皆さん笑顔で「楽しかったよー!」と声をかけてくださいました。
「和太鼓やったらやせるかなあ」と笑う大人の方も多くいらっしゃいました。はい、その通りです。やせますよ!
子どもも大人も一緒に楽しめる、とても良い会になりました。
今回のワークショップで、飯綱権現太鼓に興味を持った方、和太鼓を続けたいと言ってくれた方も何人かいらっしゃいました。うれしい限りです!
ワークショップの後は、てんぐカフェのこども食堂で、参加者の皆さんと一緒にお昼をいただきました。
お料理も豪華でおいしかった〜。
【飯綱権現太鼓からのお知らせ】
飯綱権現太鼓では、新規メンバーを募集しています。練習場所は飯綱町民会館です。見学はいつでも可能です。
お子さん連れのメンバーも多数いますので、お子さんと一緒の見学や練習も大歓迎です。毎回練習に出られなくても大丈夫。初心者でも丁寧に教えますので、ご興味がある方は気軽にご相談ください。
体験ワークショップ、演奏などのお問い合わせも随時行っています。
子ども向けには、和太鼓クラブ「いいづなっこクラブ」があります。こちらも飯綱権現太鼓メンバーが指導しています。
詳しくは026-253-2275(西沢)までお問い合わせください。