トップいいいいいいづなマガジンリンゴのスイーツ ~飯綱町のおもてなし〜 vol.1 滞在型も提案

リンゴのスイーツ ~飯綱町のおもてなし〜 vol.1 滞在型も提案

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いいづなりんごスウィーツフェアのちらし

パイやデザートだけでなく、ピザ、新そばやハンバーグメニューもリンゴで彩ろう!

飯綱町のレストランやカフェ、直売所などが11月、地元産リンゴを使ったオリジナルスイーツをはじめ、店によってはリンゴを使った料理も提供する「いいづなりんごスウィーツフェア」。そばやチーズとリンゴという組み合わせが、意外とハマる!と人気です。地元ではすっかりおなじみとなったメニューもありますが、リピーターの増加もあり、年々盛り上がりをみせています。

2019年で9回目を終えた「スウィーツフェア」には、飲食店や直売所など16ヵ所が参加しました。町産業観光課によりますと、お店を訪ねてもらうことで町を知ってもらい、さらに、皮をむいて生のまま食べるだけでなく「こんな風に食べてもおいしい」という料理を町の飲食店に協力してもらい、リンゴの奥深さを知ってもらうのが狙いということです。

毎年、スタンプラリーも楽しめる色鮮やかなちらしを作っており、各店のスイーツ、場所、連絡先などを、わかりやすく紹介。参加店やスイーツの種類も増え、長野市や新潟県などからの観光客も増えてきたといいます。

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サンクゼールワイナリー本店のアップルパイ

認知度の高まりを受け、「スウィーツフェア」にかける熱い思いも、各店に芽生えています。今年はアップルパイ2種を提供した「サンクゼールワイナリー本店」は、普段から観光客に人気のスポットですが、地元の店と協力するこのフェアに意義を感じています。

デリカテッセンのスタッフ越智則さんは「フェアを通じて当店のアップルパイ発売を知り、楽しみにしてくださる方もいます。飲食店だけでなく直売所に寄ってもらう工夫もされており、町全体でやっている感じがいいですね」と話します。また、ブラムリークロワッサンを販売した「横手直売所 四季菜」を運営するふるさと振興公社の平塚慶吾社長は「町内に宿泊しながらスイーツ巡りを楽しんでいるお客さんに、『次はどこへ行くのがいい?』と聞かれることもあります」と相乗効果を実感しました。

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四季菜のブラムリークロワッサン

いくらスイーツ好きでも、1日に食べられる数は限られますよね。町の観光協会では近年、遠くから来てくれる観光客のことも考え、宿泊施設を紹介しています。参加店の一つ「癒しの宿 sinra」は、フェア中の宿泊者を対象に、夕食のデザートにリンゴスイーツを提供しました。

「スウィーツフェア」を満喫し、町内の宿泊施設に泊まって、紅葉や温泉も楽しむ。そんな「滞在型」で飯綱町を存分に味わってもらえるとうれしいですね。

【参加店一覧】
・アリコ・ルージュ
・ファミリーレストラン白樺
・むれ温泉天狗の館内 喫茶アプリコット
・アイカフェ
・そば処よこ亭
・石窯ピザCAFÉブレーメン
・レストランLOOK
・ワイナリーレストラン・サンクゼール
・癒しの宿 sinra
・直売所さんちゃん
・cafe傳之丞(でんのじょう)
・サンクゼールワイナリー本店
・明月堂
・横手直売所 四季菜
・古民家Cafeのらのら
・いいづなアップルミュージアム

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