スポーツの秋ですね。
とは言っても毎年何もしない、町民ライターこまつはるなです。
運動嫌い、唯一体を動かすことといえ飯綱権現太鼓という私ですが、さすがに加齢による体力の衰えに危機感を覚え、飯綱町町民会館で行われた「カラダと体力・秋の大測定会」に行ってみることにしました。
参加したのは、長野県佐久市にある雨宮病院チームの理学療法士の方々による体力測定です。「その人がその人らしく暮らすことのお手伝い」をコンセプトに、佐久地域の皆さんの健康を促進する活動をされています。
うわー、理学療法士さんかあ。かなり本格的なんじゃないかと戦々恐々です。
私の測定を担当してくださったのは、理学療法士の高橋さん。
体力に自信がない私は、ビビりながらも「きっとこの人なら優しく指導してくれるに違いない」と、勝手に大きな信頼を置いて、いざスタート。
まずは「体組成形を測るための機械」で、筋肉量、体脂肪率、左右のバランスなどを図ります。
その結果がこちら。ここからわかる自分の筋肉量と、実際の体力テストの結果を比較して、今ある筋肉がしっかり使えているかを調べます。
体力テストの様子
このテストが、普段まったく運動しない私にはキツかった!
片脚だけで低いいすから立ち上がったり、30秒間に立ったり座ったりが何回できるか調べたり、片脚立ちを1分間続けたり……、もうフラフラです。
姿勢を見てもらい、測定は終了です。
体力測定の結果は、ドキドキドキドキ・・・。
「筋肉量は標準並みにあるので、とても良いですが、その出力が弱いですね。つまり、持っている筋肉を使いきれていません。これはインナーマッスルを鍛えることで解消できます」と高橋さん。
おおっ!よく聞く言葉、インナーマッスル。そこだったのか!
自分の筋肉をしっかり使えてないから疲れやすかったり、腰痛があったりするのですね。
最後に、私に必要なインナーマッスルを鍛える運動方法を、実際にその場で教えてくれました。
それがビックリするくらい簡単なもので、寝転びながらできます。
たったの1分くらい教わり 、言われた通りにやったところ、運動前はできなかった足上げキープができるようになりました!
もちろん、これは私の体に合ったアドバイスで、一人ひとり必要な運動量やストレッチ方法は違うそうです。テレビの情報番組などで、この運動やストレッチがいい、とよくやっていますが、高橋さんが言うには、それだと逆に悪化させてしまうこともあるのだとか。
測定結果からもらうプロのアドバイスなので、すごく説得力があります。こうした個別のアドバイスを丁寧に教えてもらえることはとても貴重です。しかも簡単にできそうなので、これなら続けられそうと思いました。
アドバイスが書かれた紙もいただいて、体験は終了です。
今回の体力測定を受けてみて、健康づくりってこんなに簡単なことから始められるんだ、とわかったことが一番の収穫です。
毎日30分歩けとか、筋トレをしなきゃとか、絶対に続けるのムリ! なことを言われると思っていたのに、全然違いました。
私が教わったのは、5分もかからない運動です。これなら毎日続けられる……さっそく今日から続けていくぞ!
健康大事!