皆様は「いつも顔を合わせているご近所さんが、実はすごい才能の持ち主だった!」っていう経験はお持ちでしょうか?
私はつい最近経験しました!
いつもご挨拶するご近所の平井康博さんが、実はミニチュアハウスづくりの達人だったんです!
さっそく、作品を拝見しにうかがいました!
平井さんの作品の数々をご覧ください!

玄関に飾られている作品は、竹の節と節の間を使ってミニチュアハウスに
このパーツ全て、平井さんの自作です!できるだけ自然素材:木・竹・紙・布・粘土などで再現するのがこだわり
床の間の天袋が、なんと!動きます!
かわいい盆栽も手作り!
絵皿は紙粘土でお皿を成形し、絵具で絵付け
「見似床ノ間(ミニ床の間!) 平井書」と書かれた掛け軸はユーモアたっぷり
ライトも点きます!
リモコンもある! 生活感が見えますね
トイレットペーパーも!安心の予備まであります!
日本庭園の砂紋も忠実に表現!
コイが泳ぐ池には波紋も表現! 透明な水はお惣菜のパックを溶かして作るそうです
もちろんこの引き戸も……
開けられます!
こちらの作品はLED照明付き!
和室だけでなく洋風のドールハウスも制作します!
テレビの裏をのぞくと……
ちっちゃなコンセントまで作られています。すごいこだわりです!
ミニチュアとは思えないクオリティ
お店屋さんもあります。パンとケーキのお店「La Shai」
爪よりも小さいのに細部まで丁寧につくられています
ケーキに書かれた文字も手を抜かず達筆!
隣の窓はもちろん動きます!
店内でお召し上がりになりますか?
「お店の名前の由来は?」「い・ら・っしゃいだよ」と自慢げな平井さん笑
お次は、「竹中商店街」
細かい文字までよく書けますね…
昔風のレトロなポスター「オロナミンC」
ベスパ? バイクも精巧につくられています!
そして、こちらの商店街のお店名には全部「竹」がつくことにお気づきですか?うーん!と思わず唸る演出です!
最新作は「むかしのおうち」。かなりの傑作です!
まるで本物の竹ぼうき! かまども脱帽! 芸が細かい!
囲炉裏!座布団!お膳!コメントは必要ありませんね!囲炉裏の炎は、ゆらぎます!残念ながら写真じゃ伝わらない!
そして右手に見えるのは、、、ねずみ!
神棚の繊細さ!まわりの壁の古ぼけた風合い!驚きの連続です!
この井戸のポンプは上下に動きます!
流し台!大根!包丁!七輪!もう語彙力が足りなくて表現できません。すごすぎます!
下駄が1足倒れているのも、雑巾が汚れているのも、演出です。作品の制作力とこのアイデア力、天才ですね!
ここまで精巧なミニチュアハウスですが、完全に趣味なのだそうです。
もともと少年の頃から手先が器用で、遠くに飛ばせる竹トンボを工夫して作るのが好きだったとか。
今でも竹トンボづくりは好きで、こちらの羽の先には、なんと「鉛」が埋め込んであります。この工夫で、よく飛ぶようになるとのことです。
お勤め先のデイサービスで、入居者さんにこのトンボの置物をプレゼントしたところ、大変好評で、それ以来、定期的に開催されるイベントの景品になっているそうです。
トンボの置物。頭のところがやじろべえになっていて、絶妙なバランスで落ちません
ミニチュアハウス作りは、たまたまYoutubeで紹介されていた作品を見て、「これなら俺も作れるな」と思い、作ってみたのがきっかけとのこと。
作り始めると没頭してしまい、1週間ぐらいで完成させてしまうそうです。まさに職人ですね。
「個展とかは特に考えていませんが、身近で作品を出展できる機会があれば出してみたい」とお話されていました。
趣味とは思えない完成度なので、ぜひお披露目していただきたいです!
普段のご挨拶からはじまるご近所付き合いから、知らなかったすごい特技や趣味を知ることができて、楽しいご縁になりました。これからも、ご近所のご縁を大切にしていきたいと思います。
平井さん以外にも、実は「すごいご近所さん」はいらっしゃると思うので、第2弾をご紹介できることになるかも。どうぞお楽しみに!