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飯綱町で「綿半まつり 」開催!

夏休みが始まったばかりの7月24・25日に、飯綱町にどっと人が訪れました。それは「第1回 綿半まつり in いいづな」。町に綿半が臨時オープンするの? と思った方もいたのでは? 
いいづなコネクトWESTを会場に、綿半パートナーズ株式会社のイベントが初開催されたのです。

興味津々で訪れてみると、綿半さんのオリジナル商品やアウトレット商品の販売、見本市を兼ねた夏祭りイベントといった感じで、大いににぎわっていました。
もちろん、厳重なコロナ感染防止対策が施され、入場制限や連絡先の記入、検温、消毒が徹底されていました。

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いいコネWESTの体育館には事業者のブースが所狭しと並びました

 

なぜ「綿半まつり」が飯綱町で開催されたのか? 
綿半パートナーズの担当者、愛田真也さんにうかがったところ、綿半まつりは、「少子高齢化・人口減少・農業の担い手不足等、地域・社会の課題を抱える飯綱町と協調し、綿半グループの取引先とお客さまを臨時店舗という形で誘導すると同時に、飯綱町からも出店者を募集することで、多くのお客さまが飯綱町に訪れる機会をつくり、地域経済を盛りあげるプロジェクト」とのこと。

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「持続可能な開発目標(SDGs)に協力する目的で、グループの共同仕入れ会社・綿半パートナーズ(本店・飯田市)が呼び掛けました。グループとしては外部施設で行う初の大規模イベントでした」(愛田さん)
宣伝は、インターネットや店頭チラシ、町広報などにとどめたほか、会場であるいいづなコネクトWESTの駐車スペースが少ないことから、自家用車での来場は禁止し、牟礼B&G海洋センターや牟礼小学校の駐車場からシャトルバスに乗り換える必要もありました。
にもかかわらず、2日間の来場者数は、合計2,000人を上回ったそうです!

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グルーガンを使ったワークショップなど子どもが楽しめるイベントが盛りだくさん

IMG_4327.JPG    綿半のわたぴー、飯綱町のみつどん、ハルエネでんきのハルオくんの夢のコラボが実現!

 

当日は、綿半グループの取引先や町内の事業者など、合わせて50店ほどが出店しました。試供品の配布や体験イベント、綿半のキャラクター「わたぴー」や飯綱町のキャラクター「みつどん」とのじゃんけん大会は子どもたちに大人気でした。
 

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メーカー試供品のつかみ取りは大人気

 


しかし、2,000人もの集客があったなんて、何がそんなにお客さんをひきつけたのでしょうか。
やはり、カブトムシのつかみ取りは、夏休みの子どもに圧倒的な人気でした。整理券には長蛇の列! 長野市から来ていた親子が多かったようです。

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スタッフの方が何やら準備しています

 

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テント内にはカブトムシがいっぱい!

 

メダカすくいは「そっとすくい取る感覚を、子どもに体験させてあげたくて」といった声も聞かれました。コロナ禍で、夏祭りが減ってしまった影響もあるのでしょう。

 

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メダカすくいは涼感も手伝って?多くの人が列をつくりました

 

また、グラウンドで行われていたバス見学会も、写真撮影などで多くの人が訪れていました。いつもと違ったバスに乗って写真を撮ると、ちょっぴり旅行気分に浸れますよね。

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飯綱町のオンデマンドバス「i バス」は、親子連れに人気でした

 

一方、アウトレット商品のお店や通販サイトのブースも注目されました。普段は実店舗がないお店の商品を生で見てみたいという方もいたのではないでしょうか。
そして、なんといっても飯綱町の事業者もがんばりました! コーヒー豆やりんご農園のシードルやジュース、加工品など町の特産品を熱心にアピールしていました。

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綿半の取引業者に混じり、飯綱町の出店者もがんばりました

  

イベントは2日間とも天気に恵まれ、会場は暑いながらも、つかの間の賑わいに、爽やかな雰囲気でした。コロナ禍で、夏祭りをはじめ、あらゆるイベントが自粛されているので、買い物がレジャーに成り代わっているということもあるかもしれません。お客さんたちも感染症防止策を理解して協力的で、大きな問題もなかったと聞いています。

会場の様子を見ていて、「売り手の都合だけでない、買い手のことを第一に考えた商売と商いを通じた地域貢献」を表す「三方よし」という近江商人の言葉を思い出しました。
どの立場の方も笑顔だったことが、イベント最大の魅力だったと思います。
また、町としても、いいづなコネクトWESTを会場に利用してもらえてよかった、継続的に開催してもらえたらと期待を込めます。
「お客様、出店者、行政の方々から多くの感謝をいただきました。綿半グループの社会的な役割はたくさんあると思います。これからもブラッシュアップして開催を続けていきたいです」と愛田さん。コロナも落ち着いて、またイベントが開催されるように願うばかりです。

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