トップいいいいいいづなマガジン涼を求めて、黒鳥の浮かぶ霊仙寺湖へ

涼を求めて、黒鳥の浮かぶ霊仙寺湖へ

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ジメジメと蒸し暑い季節には、涼しい高原の湖がおすすめです。
初夏の飯綱東高原は満開の紫陽花を楽しむ人、霊仙寺湖周辺で遊ぶ人で賑わっています。

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湖や池に浮かんでいるペダルボートといえば、普通は白鳥です。一般的にはスワンボートとも呼ばれていますしね。しかし、霊仙寺湖にはとても珍しい「黒鳥」のボートがあるんですよ。

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 30分の乗船料金(2020年8月現在)はこちら

手こぎボート

650円

ペダルボート(黒鳥ほか)

1150円

ペダルボート4人乗り(白鳥)

1350円

営業は土、日、祝日の10時から16時。
黒鳥は2〜3人乗りのペダルボート、白鳥は4人乗りです。
白鳥は大きい分、漕ぐ力が必要になるそうです。
ほかにもパトカーやヘリコプターなど、子どもたちに人気のペダルボートがいろいろあります。
今日はせっかくなので黒鳥のペダルボートをチョイスしました!

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黒鳥のお腹から眺める飯縄山。黒鳥ペダルボートで10分もあれば霊仙寺湖を一周できます。一生懸命漕ぐと太もも、ふくらはぎがパンパンになり運動不足を痛感しました。漕ぐ足を止めてプカプカ水に揺れながら景色を楽しむのも気持ちのいいものです。小さな魚が跳ねるのが見えました。

 ところで、一番上の写真に写りこんでいるカヌーやSUP(サップ)に気づきましたか?
ボート乗り場のすぐ横には飯綱町スポーツ少年団(※1)「B&G飯綱海洋クラブ」の艇庫があります。

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SUPというのはStand Up Paddleboardの略で、その名の通り、ボードの上に立ちパドルを漕いで水面を進むハワイ生まれのアクティビティ。
SUP以外にも、ヨットの入門艇OP(オプティミストディンギー)ヨット、ウインドサーフィンなどもあるそうです。
小学校4年生から大人までのメンバーがこのSUPやカヌーなどの水上スポーツを楽しんでいます。

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「天気のいい日に、風を受けて涼みながらのんびり自分のペースでカヌーを漕ぐのは気持ちのいいものです。子どもたちにも基本事項を教えたら、自分のペースで行って自分の力で戻ってきなさいと伝えています」と、代表の小林貢さん。競技カヌーもおこない、毎年大町市での大会に参加するそうです。
事務局の橋詰将登さんは「操作を教えるだけではなく水の危険性の学習もします。毎年町内の小学生が、学校の授業や育成会を通じてこのクラブで体験をしています」と話してくださいました。
※許可を得た団体以外、霊仙寺湖でカヌーやSUPはできませんので、ご注意ください。

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事務局の橋詰将登さん(左)と若林滉太さん(右)。
体験希望は随時受け付けているそうです。

 小さい子がいて湖はまだ怖いなという方にはこちら。スーパースライダーなどで人気のキッズパークに、7月19日に新登場したばかりのパドルボートと電動ボートです。3歳以上お子さんなら1人で乗ることができます。
水車のようなプロペラが両サイドに付いているのが、手こぎタイプのパドルボート。ゴムボートにハンドルが付いているタイプが電動ボートで、音楽とともに5分間電動でボートが進みます。上手く運転できなくてほかのボートやプールサイドにぶつかってもボヨーンと跳ね返るので安全です。すぐ近くで保護者が見守れるので、子どもも安心ですね。利用料金は5分間で500円です。

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飯綱東高原観光開発株式会社 飯綱東高原リゾート(※2)常務執行役員の額田雄二さんに聞きました。
「黒鳥のボートはなかなか珍しいと思いますよ。ぜひ、飯綱東高原に避暑におこしください。『手ぶらでバーベキュー』やキッズパークの『スーパースライダー』が好評です。新しいコンテンツも出していて、スポーツバイクに電動アシストユニットを取り付けた自転車『E-Bike(イーバイク)』がおすすめですね。新登場のウオーターパドルボートも小さいお子さんに楽しんでいただけると思います」
E-Bikeは温泉「天狗の館」で受付しています。

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 お散歩だけでもとても気持ちのいい、飯綱東高原ですが、暑い季節はぜひ、霊仙寺湖の水上アクティビティも楽しんでみてくださいね。

 ※1 飯綱町スポーツ少年団事務局 Tel:026-253-8951
※2 飯綱東高原リゾート
※許可を得た団体以外、霊仙寺湖でカヌーやSUPはできませんので、ご注意ください。

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