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ここは寺坂 桜の丘

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薄曇りの穏やかな日差しの中、緩やかな南斜面を、何種類もの桜が濃淡のピンク色で彩っています。 丘の上の広場には、赤い野点(のだて)傘とリンゴ箱に緋毛氈(ひもうせん)が敷かれ、流れてくるのはなんと尺八の音色。本格的な野点です。子どもからお年寄りまで、ご近所の人たちが 30 名ほど集まってきました。「散歩道看板 1 号設置記念お茶会」です。

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普光寺⻄部組は、町の集落創生事業を受けて「普光寺⻄部楽々委員会」を立ち上げました。まずは、地域を流れる用水沿いに散歩道を整備していこうと奮闘しています。今回は、その散歩道に立てる看板の設置第1号のお祝いです。真新しい看板には、幹の太い伸びやかな桜の絵が描かれていて、次の文言が添えられています。

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「ここは寺坂 桜の丘

この桜は高橋恒治さんが生前に植えたのが始まりです

毎年四月の中頃になると 大山桜 ソメイヨシノ 山桜などが満開の花を咲かせ

訪れる人々の目を楽しませてくれます

公会堂より約 1,000 歩

普光寺⻄部楽々委員会」

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飯綱町役場から、北に徒歩で10分ほどのところに普光寺⻄部公会堂があります。そこからさらに北に10分ほど坂道を上ったところが桜の丘です。ここは恒治さんの息子さんの私有地ですが、すばらしい景色をみんなで楽しもうと、看板設置を快諾してくれたそうです。

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「草刈りをしているときも、桜を眺める楽しみがあっていいでしょう。桜は見上げることが多いと思うけれど、この丘から見下ろす桜もいいものですよ」と高橋さん。この日は新元号・令和の記念にと、新たにプリンセス雅(ミヤビ)という品種の桜を 2 本植えました。

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看板をデザインしたのは、町の小学校の校章デザイン原案も描いた羽入田さんです。
「60 歳を過ぎて、近所を散歩したいけれど、農作業して働いている横をぷらぷら歩くのはどうかと遠慮する気持ちもあった。看板が立ったおかげで散歩していいとお墨付きを得たようなもの。いろんな人を巻き込んで、合作でできたのがよかったですよ」

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板の加工は、町内の飯田木工製作所にお願いしました。看板の文字は、高校で書道の先生をしている上島さんが担当。桜の絵は、学生時代に油絵を描いていた⻑女の未暉さんが描いてくれました。 文字を書いた上島さんは、「絵の上から書くので、黒のアクリル絵の具を使ったんですが、 思うように筆が働かず、失敗できない緊張感もありました。何より絵が良かったよね。娘が描くところを見ていて、まず幹を描いてそれから花を咲かせていく様子に感心しました。最初に思っていたイメージよりは、それらしいものができたかな」

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阿弥陀寺の久遠さんとお弟子さんが、着物姿でお抹茶をふるまってくださって、お団子をいただきました。寺島さんの尺八の音色は、J-POP までも風流です。

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野点を手伝っていた久遠さんの⻑女・奈津子さんも、楽々委員会のメンバーです。「『よしやろう』と言う人がいれば、 この地域にはいろいろな特技を持っていて動ける人がたくさんいます。皆さんの想いが形になって良かった、とつくづく感じます。地元の良さを再認識しました」

組⻑の丸山さんも、「桜も花が残っていたし、良い天気で良いお花見、良いお茶会になった。 これを機に大勢の人が利用できる散歩道を作っていきたいと思います。『寺坂、桜の丘、散 歩道』こんなに良いところがあることを地区の人が再認識してくれたらうれしいね」と話してくれました。

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飯綱町では桜が終わると、菜の花、モモ、リンゴと、いろいろな花が目を楽しませてくれます。散歩道の足元に咲く可憐な野のスミレも素敵です。自分たちの暮らす地区で、いつもとは違った接点で地域の人たちと関わることもまた、新たな活気を生み、集落創生につながっていくのですね。

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