毎年8月第3土曜に霊仙寺湖畔で開催されていた花火大会「天狗の火舞」。
飯綱町の夏の風物詩として定着していましたが、今年は5月26日(土)へと開催日が大幅に変更されます。
というのも、例年、霧が発生する確率が高く、せっかくの花火が霧に隠れてしまうことが多かったからです。
どうやら霧は、よく晴れて昼夜の寒暖差が大きく、湖や川などの水場が近くにある山岳地帯といった条件が揃うと発生しやすいそう。まさに日中は暖かく、夕方から夜にかけて冷え込む標高約900mの晩夏の飯綱東高原の気候!
ちなみに飯綱町観光協会によると、これまで開催した霊仙寺湖花火大会のうち、約半数で霧が発生していたそうです。
2017年はこのような霧に包まれていました。これはこれで幻想的ですが、ちょっと残念…
そこで、今年は不安定な気象状況を避けるため、大幅に日程を変更し、例年、晴天率が高い梅雨入り前の5月下旬の開催に決まりました。
今年も例年通り、尺玉や水中スターマインなど約1,000発の花火が湖畔を彩る予定です。花火の音が山々に反響する様子は迫力満点!
広い芝生広場にシートを敷いて寝転びながら、ゆっくりと花火を鑑賞できるのも贅沢です。ラストは大スターマインで締めくくられます。
ちなみに、長野県内の打ち上げ煙火の製造業者数は12社で、全国1位。生産額は新潟県に次いで全国2位と、長野県は日本有数の生産地なのです。そのなかでも北信地域には5社の製造業者があり、県内でも煙火産業が盛んなエリア。そんな地域においても5月の花火大会は珍しいようで、話題性も抜群です。
また、当日は19時30分からの花火の打ち上げに先立ち、16時からはジャズバンド等の演奏が。さらに、毎年好評の天狗の火舞パフォーマンスや勇壮な手筒花火の披露に加え、久しぶりに復活を遂げる飯綱権現太鼓も演奏されます。例年より充実のパフォーマンスが用意されているそうで、期待大!
もちろん、例年通り、飯綱町の商工会青年部の屋台をはじめ、飲食ブースも並びます。
天狗の火舞パフォーマンス
なお、交通に関しては、当日18時に牟礼駅発会場行きの臨時バス(片道200円)が運行されます。車でご来場の場合は、霊仙寺湖周辺の駐車場が17時頃で満車になると見込まれるので、その後はいいづなリゾートスキー場の駐車場を利用してください。ここから会場までのシャトルバス(往復400円、小学生以下半額)は17時から花火大会終了まで随時運行しています。交通規制や駐車場からのシャトルバス等については下記のプログラムをご参照ください。
暖かくなってきたとはいえ、まだまだ夜の冷え込みは厳しい季節。特に高原の寒さは厳しいものです。防寒対策は万全に。
※むれ温泉「天狗の館」西側の交差点からスキー場までの間は、17時~21時30分まで通行止めになります。
※一般駐車場は、天狗の館「第2駐車場」といいづなリゾートスキー場の駐車場です。
※いいづなリゾートスキー場〜会場間は有料シャトルバスを運行します。また、牟礼駅〜会場間の臨時バスも運行されます。
信州いいづなまち第32回2018霊仙寺湖花火大会
会場:飯綱町霊仙寺湖畔芝広場
日時:2018年5月26日(土)
16:00~ジャズバンド等の演奏会を予定
19:30~20:30花火大会(小雨決行)
打ち上げ数:1,000発(予定)
問い合わせ:026-253-7788(飯綱町観光協会)