サウナがブームになったのは、 “ととのう”という言葉に本質がありました。ちなみに“整う”とは、必要なものがすべて揃い、乱れがなく、きちんとした状態になることを指します。忙しい忙しいと過ごしていると、自分のココロとカラダのことは後回しにしてしまいがちです。あえて一度立ち止まって気持ちを整える時間が必要なのかもしれません。
そんなとき、いいづなコネクトWESTのスタジオで「いいづなウェルネス教室」が開催されいると知り、のぞいてきました。

「いいづなウェルネス教室」を企画、運営しているのは、いいづなコネクトWEST内で、ヒューマンステーション安という整体院を営む飯田安彦さん。ウェルネス教室を始めたいきさつをうかがうと、飯田さんならではの理由があることがわかりました。
「私は作業療法士なので、疲れたり不具合のある人のメンテナンスはできるけど、ボディワーク(心身の状態に気づいたり、緊張を解きほぐしバランスを整えるためにおこなう、運動を通じたアプローチのこと)は専門外なのでできない。私が信頼できると思った先生に自分ができない部分をお任せできたら、と思って始めました」
現在、ウェルネス教室で開催しているのは、「ぽかぽかヨガ教室」と「カンちゃんのゆるフラ教室」。もともとは町民交流センターZQで開催していた教室に、飯田さん自身が参加していたことから、講座を飯綱町内でつなげたいと思ったと言います。
「私が実際に参加して、先生の人柄、雰囲気、講座の内容を体験し、ぜひにと思って声をかけさせてもらいました。誰と一緒にやるかって、すごく大事だと思っているんです。それから、できるだけ町内のコンビニエントに通える場所でやれることもポイントです。自分自身も、ヨガやフラを続けたいですからね」

(写真左)ヨガ講師の中島和恵さん
ヨガは、フリーランスで活動している中島和恵さんが講師を務めています。
「ZQでヨガをやりたいというお話で呼んでもらってから、飯綱町には4年くらい通っています。長野市から飯綱町に来るのはとても楽しみなんです。いいコネWESTのスタジオは広いので、たくさんの方に来ていただけたらうれしいですね。初心者でももちろん大丈夫です。1か月に1回でも続けることで、この場に入ってきたら自分と向き合う時間というふうになってもらえたらと思っています」
(写真右)フラ講師のKanda Hiromiさん
フラの講師を務めているのは、中野市のKanda Hiromiさん。
「中野市でハワイアンフラ教室Hawaiian OHANAを主宰しています。中野市以外ではレッスンをしていないのですが、飯田さんから熱いオファーをいただき、月に1回、いいコネWESTに来ています。飯田さんはレッスンも熱心で、毎回、フラはやっぱり楽しい!と言ってくれるので嬉しくて励みになります。ご先祖、家族、仲間、自然に感謝して踊るハワイアンの感覚を、ぜひ体験してみてください。初心者大歓迎です。一緒にゆるフラしましょう」
新年度からは、0~3歳児とその保護者向けの音楽教室「ずむずむ®」も新しいコンテンツとして加わるほか、子育ての相談とアドバイスがしてもらえるような場づくりも準備しています。

飯田さんが、これらの教室の活動をしたいと考える根底にあるのは、「どうしたら人々が健康で幸福になれるか」という思い。単なる余暇の習い事ではなく、“ウェルネス”の観点、つまり自分の生活リズムを自分で整えてもらいたいからだ、と言います。
「皆さん、日々いろいろ大変なことがあったりして、心も身体も酷使しているじゃないですか。そうすると、心にも身体にもシワが寄る。1か月に1回でも、ヨガやフラをやることによって、ちょっとでもそのシワを伸ばしてもらえたらいいなと。レッスンが終わったら、少し楽になったなって思ってもらいたいんです。だから、忙しいからこそ、疲れているからこそ、生活リズムを整えるための手段として活用してほしいですね」
こうした考えに至るのは、やはり職業柄なのでしょうか。
作業療法士でありながら整体師であるというのは、実はあまりないケースなのだと飯田さん。素人には同じようなイメージでしたが、作業療法士は西洋医学で、飯田さんの整体は量子力学と東洋医学も取り入れているとのこと。相反する考え方のようですが、どちらかが正解というものではなく、両方とも大事だと言います。考え方は違えど、どちらも人間の身体のことを見ているわけですから、あえて切り離す必要はないのかもしれません。
「私は小さいころから、おばけとか目に見えない世界に興味があったので、なぜ自分が、作業療法士でありながら整体師になったのか、点と点がつながった感じです。哲学とか宗教とか占いだって、人間が悩みながら生きるうえですごく便利なんですよ。便利なものなら、取り入れてみようっていうスタンスでやっています」
ぽかぽかヨガ教室
実際に、医療の専門家である飯田さんがおすすめしている講座であることは、受講側にとって安心感があります。
「私がハブになって、新しい出会いがあったり、新たな感覚に気づいたりしてもらえたら、うれしいですよね。自分が興味のあることを引っ張ってきて、それが皆さんにとってもよいことに繋がるのであれば、それこそハッピーです。さまざまなコンテンツがあることで、私はヨガはやらないけど、フラなら行きたいとか、音楽なら行かれそうとか、選択できるようにしていきたいですね」
飯田さんの活動は、さまざまな身体の不調を抱える人と向き合ってきたからこそ、生まれたものなのでしょう。どちらかの考え方を押し付けたり、偏りすぎたりしない、いい意味でのゆるさが、心地よい場を生むのかもしれません。
「占いだって、怪しいとか思われがちだけど、あれは統計学ですからね。こういう傾向があるよとか、それを聞いて楽になるなら、ないがしろにする必要がないでしょう。人生のカンニングペーパーを見せてもらえるなら、見たっていい。ある程度同じ方向を向いている人たちが、お互いに尊敬しあって暮らしていかれるような共同体というか、そんな温かい世界が作れたらいいなと思っているんです」
フラやヨガは女性がやるもの、忙しいから行かれない、という先入観や言い訳をふりほどいて、自分自身を「整える」ために出かけてみませんか?
カンちゃんのゆるフラ教室
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今後の予定などは、こちらのサイトをご確認ください。
いいづなウェルネス教室
・ヨガ講師 中島和恵さんのインスタグラム
・フラ講師 Kanda Hiromiさんのインスタグラム Hawaiian OHANA