トップライターイイヅナマスオさん書道アーティストJUNさんの、漢字の中にメッセージが込められた「書道アート」に感激!

書道アーティストJUNさんの、漢字の中にメッセージが込められた「書道アート」に感激!

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2024年3月30日・31日に小布施町で開かれた書道の作品展を見に行きました。
作品をよくよく見ると、「迎」という漢字に、少し違和感がありませんか!?
「よ・う・こ・そ」というひらがなが隠れた文字になっているんですよ! 気がつきましたか?

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「愛」という漢字を上から分解してみると、「あいじょう」が隠れていますね。

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 「笑」のなかには「えがお」が見つかります。

この「書道アート」の作品展を開催したのは、飯綱町生まれ飯綱町育ちの原田純一さん。アーティスト名は「JUN」さんです。JUNさんは長野市でサラリーマンとして働きながら、独創的な書道アート作品を制作しています。

6歳の時から書道を始め、社会人になったある日「ひらがなで漢字をつくる」というアートに出会ったJUNさん。これはおもしろいと思ったものの、単純にひらがなで漢字を表現するだけではつまらないと、「漢字の意味から連想される言葉を、ひらがなの組み合わせで作れないか」と考えたそうです。試行錯誤のすえ、こうしたアート作品を生み出せるようになったと言います。

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「一般的な書道の作品は、『きれいな字だな』とは思うものの、奥が深すぎてなかなか理解するのは難しいと感じていたのだけれど、『書道アート』だと、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめることに魅力を感じています」とJUNさん。作品作りは家族が寝静まった後に没頭し、制作をはじめた2014年から現在までに200点以上もの作品を制作してきました。
最近は、赤ちゃんの誕生や結婚式など特別なイベントの記念に、人の名前の作品を制作する依頼が増えてきたとのことです。過去の結婚祝い作品を特別に見せていただきました。どんなメッセージが隠れているのか、わかりますか?

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「秀悟→あかるいみらい・幸→おめでとう・百菜朱→しあわせなかてい」

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「陽一→すてきなくらし・智子→いつまでもなかよく」

名前については「考えてみますが、絶対に作れるという保証はできないですからね」と前置きをしながらも、8割か9割はできるとのこと。さすがですね! 制作希望の方は、まずはご相談してみてください。

JUNさんの作品制作には3つのこだわりがあります。
1つ目は、先述した「漢字と意味があう言葉をひらがなで書くこと」
2つ目は、「できるだけ書き順に沿って組み合わせること」
3つ目は、「ひとつの作品が完成するまで、100~200回は書くこと」です。
たくさん書いた中から一番納得のいくものを作品にするので、「その場で書いて」という要望に応えるのは難しいとのことでした。芸術家のこだわりですね!

JUNさんが個展を開催するのは7回目。今回は約50点の作品と一緒に、ポストカードの展示販売もありました。ポストカードは、草花や自然の風景写真に文字が載せられたもの。実は写真もJUNさんが撮影しているそうで「写真は書道アートよりも前にはじめた趣味のひとつ」とのことでした。文字の魅力と写真の美しさが融合され、どれも魅力的な作品でした。

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マスオも、いいなと感じた作品を1点購入し、フォトフレームに入れて飾ってみました。

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夜空を背景に金色の花火が輝いている写真に、道の文字。「ろまん」が表現されています。素敵でしょ! 

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「今度は飯綱町でもぜひ個展を開催してください」とお願いしておきました。
JUNさんの新しい作品に注目です!
 
JUNさんありがとうございました!

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movegg7@gmail.com
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