トップライターはっさく堂さん【祝☆60歳】還暦を迎えたら牟礼駅へ! 飯綱町内で特別サービスを受けられる60(むれ)旅のススメ

【祝☆60歳】還暦を迎えたら牟礼駅へ! 飯綱町内で特別サービスを受けられる60(むれ)旅のススメ

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飯綱町の中心部にある、しなの鉄道北しなの線「牟礼駅」。駅舎はノスタルジックな雰囲気が残る木造の建物で、昔から地元では「停車場(ていしゃば)」と呼ばれ親しまれてきました。改札口横には飯綱町観光協会があり、町内や周辺エリアの観光情報のほか、みんな大好きみつどんグッズが取り揃えられています。

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そんな牟礼駅と観光協会がタッグを組んで推しているプロジェクトがあります。
それは……「還暦のお祝いを牟礼駅で迎えよう」!

この企画は、牟礼駅舎竣工100周年を迎えた2022年にスタートしました。
60歳の還暦になったら、牟(む=6)礼(れ=0)と読める牟礼駅の観光協会を訪ねてください。免許証や保険証など年齢がわかるものを提示して「牟礼駅来訪記念証」に日付が入ったはんこを押してもらいます。パンフレットに掲載がある飯綱町内の協賛店や協賛施設などにこの記念証を提示すると、日付から1年間、さまざまなサービスを受けることができるのです!

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サービスの一部を紹介しましょう。「ワイナリーレストラン サンクゼール」では、特別なランチメニューをご用意(1人3500円、要予約)。高台のレストランで田園風景を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。また、「いいづなアップルミュージアム」では、漫画家でもある小林浩道さんによる温かいタッチの似顔絵を作成してもらえます(1000円)。老舗和洋菓子店「明月堂」では、還暦をお祝いするスペシャルなホールケーキが注文できます(3000円〜、要予約)。

「嬉しいことに、口コミなどで利用者は少しずつ増えています」
そう話すのは、飯綱町観光協会の西澤美行さん。この企画の立ち上げ人でもあります。
「昔の60歳といえば定年退職の年で、リタイヤのイメージがありましたよね。でも今の60歳はまだ元気に働いていたり、自分の趣味や推し活にエネルギーを費やしたりして、『人生これから!』という人も多いと思うんです。そんな方たちに、還暦記念で飯綱町を旅して特別な経験をしてもらいたいと企画しました」

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本来、還暦は誰かから祝ってもらうものですが、生き方に選択肢が増えた現代、いろいろなお祝いの形があるほうがむしろ自然です。自分で自分の還暦をお祝いしたり、仲の良い同窓生と還暦女子会を楽しんだり、若い頃に訪れた土地を再訪する還暦ひとり旅をしたり……。

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飯綱町60(むれ)旅をさらに充実させるため、協賛施設や関係機関を巻き込みながら、新しく楽しい提案をし続ける西澤さん。
「イベントや協賛店のサービスが拡充すれば、みなさん『60歳になったら牟礼駅にいけば楽しいことがあるぞ』と楽しみにしてくれるようになると思います。そしていつか、還暦のお客さんでしなの鉄道の観光列車『ろくもん』を貸し切れるくらいにしたいです!」

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ちなみに還暦の方に贈られる牟礼駅来訪記念証も、赤いちゃんちゃんこを着たみつどん&飯綱山の飯縄三郎天狗が描かれた特別バージョンで、限界突破レベルのかわいらしさ。
飯綱町で撮影したスマホ写真をストレージ内にとどめておくのはもったいないので、還暦記念の「60旅」アルバムをつくって楽しんでみてはいかがでしょうか。旅の写真をプリントして台紙に貼り、記念証を表紙にして綴じます。表紙を開けばいつでも、赤いちゃんちゃんこのみつどんで始まる還暦旅の思い出が蘇ってくるはずです。

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