2024年1月27日（土）に長野県飯綱町で初！のディスコイベントが開催されるということで取材に行ってきました！
イベント会場は「音楽堂MAMI」。普段は歌やグランドピアノの生演奏が楽しめる音楽ライブハウスですが、今日は熱い「ダンス」イベントになるのでしょうか？静かな田舎町の真冬の夜は、めったに出歩く人を見かけませんが、果たして今宵はどうなるのでしょうか？ ドキドキしながら赤い扉を開けます。
正面にはDJブースが設置され、きらびやかな照明が点滅する会場。ここは、まぎれもなくディスコです！！！
18:00 オーナーのMAMIさんの「みなさん今日は楽しみましょー！」のかけ声でイベントがスタート！
懐かしの70年から80年代のブラックソウルミュージックがテンポよく流れ、徐々に会場があたたまってきました。ここで、ダンサーKizukiさんによるパフォーマンスとダンス講座がスタート。Kizukiさんの参加は前日に決まったとのことですが、あまりのカッコよさに、今まで座って見ていた人も立ち上がり、踊り始めてしまうほど盛り上がりました。
そこへいきなりブレイキングダンサーが乱入！ 聞くと全国トップレベルのジュニア選手とのこと。圧巻のパフォーマンスに会場全員が魅了されました！
イベントはその後、王道の「YMCA」で佳境を迎え、
会場をぐるぐるまわりながらダンスする「盆踊り」でヒートアップ！
音楽堂MAMIのスタッフさんも一緒に「お立ち台」でおおはしゃぎ！ちなみにこのお立ち台とDJブースは、このイベントのために飯綱町商工会青年部部長の大塚工務店さんが作ってくれたそうです。気合いが入っていますね！
惜しまれつつも、イベントは22時に中締めとなりましたが、会場内は冷めやらぬ熱気でムンムンとして、外の寒さを忘れるほど大盛り上がりでした。実は今回のイイヅナディスコは、「いいづな若者会議」の企画から生まれたものだといいます。3人のDJのうちの一人で、イベント企画者でもある、篠原大也さんにお話を伺いました。
「『いいづな若者会議』とは、『長野県地域発元気づくり支援金』という補助金を使った飯綱町の事業で、『飯綱町に関係する若者が集い、魅力ある町にするためのアイデアを提案し実現に向けて取り組む場』という趣旨で令和4年度にはじまったものです」
第1回の若者会議に参加した篠原さんのいるチームが「ディスコをやって非日常を楽しもう！」と企画し、チラシができたのが昨年12月中旬になってから。できたチラシを手配りしたり、口コミで動員を呼びかけたりしたそうです。イベント当日は、延べ70人が来場してくれました。
「こんなに大勢のお客さまが来てくれるとは思わなかったです」と篠原さん。「イベント準備に協力してくださった方や当日も盛り上げてくださった方が多くいらっしゃって感謝しています。参加した方から『楽しかった』と言葉をかけてもらったので企画してよかったです。でも実は一番楽しんでいたのは僕たち３人のDJだったかもしれません」と興奮冷めやらぬといった感じ。「今回は70年~80年代の曲が中心でしたが、80年～90年代の曲のリクエストもあったので、ぜひまたやりたいです！ユーロビート系のDJさん募集します！」と話してくれました。
篠原さんは普段は飯綱町役場に勤務されています。驚いたことに、篠原さんはDJはこれまで趣味の範囲で、お客さまの前で披露したのは初めてだったそうです。さらに、息ぴったりの３人のDJでしたが、事前に練習したわけではなく当日初めて合わせたとのことです。飯綱町初のディスコイベントは、老若男女が集まって思い切り盛り上がった大成功イベントとなりました。
「みんなで楽しいことをやろう！」と企画する人がいて、「なんか楽しそう！」と自分のスタイルで参加する人がいるってうれしいですね。そういう意味で飯綱町は、楽しいことが好きな人が集まっている町だと思います。それではみなさん、次回の「第２回イイヅナディスコ」でお会いしましょう！
※次回開催に向けて準備中、ただいまDJ募集中とのことです！（2024年2月20日現在）
※2023年の第2回「いいづな若者会議」では、2024年1月13日には「長野県飯綱町雪まつり2024冬まつり」で多様な人が楽しめるティラノサウルスレース（イベント内容は#飯綱町雪まつり2024 で検索）、2024年2月4日には「EAST SNOW GARDEN」が企画・実行されました。
これからも「いいづな若者会議」を要チェック！
