トップいいづなまちの「ショートステイ型二拠点生活」"Dual Life"二拠点生活へ向けての準備〜子ども・教育〜

二拠点生活へ向けての準備〜子ども・教育〜

準備編、続いては今回最も調整に時間を割いた、子どもと教育についてお話します。

少し長くなり、しかも手続き関連の固めの話が多くなりますが、一番よく聞かれる部分なので、少し詳しめに書いてみました。

1. 学校の手続き

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▲ 長女の通うことになった、三水小学校


学校の手続きが一番手間取ると思っていたのですが、学校や教育委員会の方には色々なお手間をおかけしたものの、そこまで大変な手続きにはなりませんでした。
というのも、今回のトライアルにぴったりの制度があったんです。

「区域外就学」
以下、文部科学省HPより抜粋 

保護者が他の市町村の学校に就学させようとする場合、住所の存する市町村教育委員会との協議に基づき、他の市町村の教育委員会が受け入れを承諾した場合は、就学すべき学校を変更することが可能です(区域外就学)。  また、これに関連し、地方への一時的な移住や二地域に居住するような場合も教育上の影響等に留意しつつ、この区域外就学の手続きを活用すれば、就学指定校と他市町村の学校との間を行き来するようなことも可能です。…


この制度を使うと、2つの拠点のそれぞれの教育委員会での協議により受け入れが承諾されれば、1ヶ月などの短期間でも、別地域の学校に通うことが可能となります。

実は、今回もう一つ方法はあったのです。
私が子どもたちとともに、一時的に住民票を移して転居するという形にする方法です。
つまり学校は「転校」という形での対応になります。

今回この方法を取らなかったのは、もちろん手続きがこっちの方が大変になる、ということもありましたが、「区域外就学」であれば、今回のことが法律的にも「一連の教育活動」として捉えてもらえる、ということが大きな理由でした。

転校して単に2カ所の学校に通うというだけではなく、2つの学校に通うことには子どもにとっての教育的意義があり、一連の教育活動の一貫である、ということを、制度的・法律的に保証してもらえているように感じられたのです。

事実、文部科学省のHPにも、 「地方への一時的な移住や二地域に居住するような場合も教育上の影響等に留意しつつ」 という一文があり、このような状況が予め想定された制度であるようです。

この一文には驚きました。
色々な制度の壁を乗り越える必要があるんだろうと覚悟していたので、まさか文部科学省のお墨付きだったとは!

今回のような短期の子連れ二拠点生活を、もっと色々な方にもトライしてもらえるように広めて行きたい私としては、強力な後押しとなる制度でした。

それぞれの学校の担任の先生にも、学習範囲が異なる点などについてとても丁寧に申し送りをしていただいて、教育委員会の許可もスムーズにいただくことができ、長女の学校問題は無事にクリアとなりました。

2. 保育園の手続き

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▲ 家から徒歩3分のさみずっ子保育園。園庭・園舎ともにとても広く、素敵な環境でした。ここに通えたら良かったのですが、、、


意外に手間取ったのが、保育園の方です。

決まったカリキュラムがあるわけではないし、義務教育過程でもないので、学校よりも柔軟で、身軽に動けるようなイメージがありました。

ですが、いくつかの壁にぶつかります。

・保育園の二重在籍は法律で禁止されている

→つまり、飯綱町の保育園に入所希望する場合は、流山の保育園を退所して、飯綱町の保育園に入り直す、という方法しかありません。

・流山の保育園は一度出てしまうと、まず入り直すことはできない

→待機児童も多い流山市なので、この時期に一度出てしまったら、速攻でその分の枠は埋まってしまい、戻れなくなります。

・つまり、流山の保育園は1ヶ月「休園」という形で籍を残したままにする必要がある

→もちろん保育料は通常どおりかかります。

・飯綱町の保育園には正式に入所することはできないので、一時保育という形での受け入れになる上、飯綱町では一時保育は週に最大でも2〜3日しか受け入れることができない。

→流山の保育料+飯綱町の一時保育料が二重でかかってくる形になります。

金銭的な負担が大きくなる上、週に2〜3日しか預けることができない、、
仕事もあるし、どうしよう…

そこで、何か他の方法がないか、もう少し探してみることにしました。

少し話が変わりますが、長野県には「信州型自然保育認定制度」というものがあり、未就学児を主な対象とした、豊かな自然を活用した教育手法に力を入れています。

長野県の自然保育について詳しくは、こちらのサイトや、動画を見てみてくださいね。

信州やまほいくの郷
http://www.shizenhoiku.jp/


 

私は以前から長野県で実施されているこの自然保育にとても魅力を感じており、せっかく長野に行くのなら、子どもにはぜひ自然保育の認定園に通ってもらいたいな、と思っていました。

その観点から改めて飯綱町の保育園・幼稚園を探してみたところ、自然保育においてのパイオニア的な存在であり、この幼稚園に通うために全国から移住してくる家族がたくさんいらっしゃる!という、園が飯綱町にあることが分かりました。

それが、「認定子ども園 大地」です。
http://daichi-nagano.sakura.ne.jp/

「大地」の敷地はとても広大で、森や畑・水田や原っぱの中に、園長先生がコツコツと少しずつ全て手作りされた、複数の建物・ツリーハウス・野外キッチン・五右衛門風呂(!)などがあります。

この中で子どもたちは自由に子ども時間を過ごしながら、毎日好きなだけ遊び込むことができます。

園長先生に今回の滞在のお話をさせていただいたところ、快く、しかも幼稚園なのに、なんと2歳の子どもも受け入れてくださることになりました。
保育園問題で困っていたところから一転、こんなに素敵な話があっていいのでしょうか!

子ども園ではありますが、2歳の子から小学生の子までが、それぞれのペースで、また良い距離感で関わり合いながら、のびのびと過ごす環境がそこにはありました。

保育時間は9時半〜14時半までと、通常の保育園よりはグッと短い形にはなりますが、子どもたちは飯綱町の自然の中でたっぷり過ごすことができ、結果的に非常に良い形で、子どもたち3人の学校・保育園の環境を、整えることができたと思います。

「認定子ども園 大地」の魅力的な環境や過ごし方については、また別の記事で詳しく書こうと思います。

 

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